紀伊田辺以南への乗り継ぎがかかっているので、15時13分発の355M(117系G1編成)に乗車。スピーカーの真下に陣取ったので、御坊終着放送を録音しました。
御坊からは2361M(113系G401編成)で紀伊田辺へ。今回は海側のボックスに陣取れたので、切目~南部では大海原をしっかり堪能しました。
16時18分に紀伊田辺駅2番乗り場に到着。3番乗り場に停車している、16時36分発の2339M(105系F5編成)に乗り継いで単線区間にある目的の駅を目指します。部活を終えた中学生の大集団も乗ってきて、朝来まで大混雑でした。
17時9分に紀伊日置駅に到着。交換可能駅でホームは対面式ですが、上下線がずれています。だいぶ日が傾いており、「1/45 F8.0」での撮影を強いられました。
夜が近づいているにも拘らず、駅巡り屋の習性とでもいうべきか、駅構内全貌を狙います。跨線橋の上で待つこと6分、「スーパーくろしお」が通過していきました。
17時15分過ぎに本日最後の駅舎撮影。昭和11年10月の開業時からの木造駅舎が健在で、他駅より屋根が高いような気がします。右脇には新しいタイプのトイレが設けられています。駅前は静かな集落で、小ぢんまりとした大衆食堂があります(やってたっけ?)。
駅舎内部の様子。無人化されて相当な年月が経ち、窓口だった場所には植物が置かれています。券売機もなく、整理券を取るか有人駅で乗車券を購入して列車を利用することになります。
日没間近ですが、西に向かって散策します。駅からしばらくは竹林と鉄道に囲まれていましたが、10分くらい歩き突如、日置川の流れが姿を現します。ここが今回の駅巡りの最終目的地かと思うと、感動さえ覚えます。撮影条件は「1/10 F6.7」まで厳しくなってきました。
17時30分を過ぎると、紀伊日置駅はトワイライトに包まれてきました。間もなくして、17時39分発の2338M(105系F1編成)に乗車して紀伊田辺駅に向かいました。
18時12分に紀伊田辺駅に到着。駅前のラーメン屋で夕食を取った後、アルティエホテルにチェックイン。入浴後、黒牛(純米カップ)で打ち上げ。商店街の寿司屋で購入した鯖寿司で夜食。部屋には冷蔵庫が無いながらもDVDプレーヤーが使い放題なので、マーラーの『復活』のDVDを持ってくればよかったな~。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問