1年経つのはあっという間で、もう師走になりました。しかし、ここでは有備館の紅葉を中心にお楽しみ下さい。
陸羽東線1729Dは、11時34分に有備館駅に到着。平成8年3月の開業で、ホームは片面1面のみです。
待合所です。券売機がありますが駅員は居ません。平成13年に建てられたと思われます。トイレは左側。
駅前に出ました。周囲は待合所のほか、インフォメーションコーナー、休憩室、集会所、観光案内所があります。
ついでに、伊達政宗騎馬像を。
滞在時間を1時間確保したので、日本最古の学問所といわれる有備館を観光。江戸時代に岩出山伊達家の家臣子弟の学問所となった建物で、もともとは二代宗敏の隠居所として延宝5年(1677年)頃に建てられたといわれています。入場料は300円也。
まずは主屋で常設展を拝観。内容は失念しましたが、テーマは「伊達家と冷泉家」だったかな。窓からは見事な紅葉が。当然ながら、多くの人出です。
一通り見た後、庭園を一周。正徳5年(1715年)に、仙台藩の茶道頭石州流三代清水道竿によって作庭された廻遊式池泉庭園です。写真は兜島ですが、他にも3つ島があります。御中島は茶島ともいい、抹茶を飲ませてくれるそうです。
上の間の展示物。
展示物を見る人と紅葉。圧巻の橙色のもみじです。
庭園をほぼ半周したところにある落葉の絨毯。ピークを少し過ぎたかも。
池に映る有備館。有備館を象徴すると言っていいくらい素晴しい景色です。
ついでに水に映る紅葉を。
そして竹林と紅葉。有備館の紅葉の中で最も芸術性が高く、写真家が何人も陣取っていました。
紅葉に始まり紅葉に終わった有備館観光でした。今年1年分の紅葉を見た気がします。私の地元の中野邸もみじ園は、例年に無く時期が短かったと聞きます。
余りにも素晴しくもう1周したので、町並みを見ることなく時間となりました。12時33分発の1731Dで次なる下車駅を目指しますが、「キハ111-214+キハ112-214」のワンマン列車で相当な混雑でした。
つづく