紀勢本線339Mは、10時31分に黒江駅に到着。ホームは対面式で、トイレは御坊方にあります。
昭和41年11月築の橋上駅舎で、窓口と自販機(紙カップもあり)が付いています。リニューアルされておらず、バリアフリー設備はありません。
西口から徒歩20分のところに古い町並みが保存されてますが、時間の都合上、付近のオークワ・プライスカットに行き、298円のみかん(10個は入っていたけど個数は失念しました)を購入しただけ。帰りしなに酒屋で黒牛(純米酒)も購入し、10時59分発の341M(117系G2編成)で次なる下車駅へ進みます。
11時2分に海南駅に到着。構内は2面4線で、両方向で退避可能です。
西口に出ました。平成10年10月に高架駅となっており、みどりの窓口、KIOSK、物産館「かいぶつくん」が併設されています。物産館では土産の販売の他、MOA美術館子供展がやっていました。
階下のトイレで本日最初の歯磨きを済ませた後、東口から線路沿いに南下してプチ熊野古道歩き。
駅から10分弱で熊野古道の入口に到着。藤白王子と祓戸王子の分かれ道ですが、今回は祓戸王子を選びます。沿道には「熊野古道」の白提灯が並んでいますが、道は狭いにもかかわらず車の往来が激しく危険です。
アスファルト道路が終わり山道に入ると道祖神が引っ切り無しに並び、凄い雰囲気になってきました。
しばらくして祓戸王子跡に到着。熊野古道の重要な拠点の1つで大きな神社があったようですが、1909年(明治42年)に藤白神社に合祀され、今ではその面影もありません。
神社跡からの眺望。眼下に海南の町が広がり、海南駅の構内もわかります。
短い時間でしたが、熊野古道独特の雰囲気という収穫を得て西口に戻りました。駅前広場にはよみびと知らずの万葉集の短歌が掲げられています。
近くのパン屋・Kawaでは創業28周年記念セールが行なわれ、昼食代がデザート付きで500円で済みました。
「くろしお」を退避するために停車していた12時14分発の345M(117系G1編成)にて次の駅へ進みます。
12時18分に冷水浦駅に到着。ホームは対面式ですが、上下線がずれています。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問