クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

水郡線全駅下車への道・第1回(その2)

2010-04-22 00:04:50 | 南東北地区
コンビニから駅に戻ってくると、待合室の中は、郡山へ遊びに行こうという中高生が集まっていました。私は浮きに浮きまくってます。それでも、彼らと共に10時18分発の327D(キハE132-7+キハE131-7)に乗車。



10時27分に川東駅に到着。交換可能駅で対面式ホームを有し、両者は屋根の無い跨線橋で結ばれています。郡山方にある側線は、かつて貨物列車が発着していた跡です。



2番線にある待合所。開業当時からのものでしょうか、柱にも国鉄アイテムが存在感を出しています。



駅舎に入ります。委託駅ながら木枠の出札窓口が本来の機能を果たしており、荷物扱所(の跡)もしっかり残されています。待合スペースには2列ばかりベンチが。



いよいよ駅舎撮影。ピンクに塗られた、開業当時からの木造駅舎が現役で、大木が駅舎以上の存在感を示しています。開業当時からの汲み取り式トイレも健在ですが、小便器が3個のうち1個無くなっています。


次の下り列車は1時間半後の329D。上り列車至っては、後に登場する328D。折角の木造駅舎ですが、13分滞在しただけで次の駅へ歩き出しました。まずは古い商店街を北上。踏切の交差点で右折。



東へ1km歩いた後に県道141号と交差すると、あとは北へ向かうのみ。川東駅周辺には交通安全の狸が多いです。何か伝説でもあるのでしょうか。



もう1つ交差点を越えると、突如アップダウンが始まります。右側を歩いたので、林の切れ間からは阿武隈山地の山々が。天気がいいので心和む風景となりました。



沿線の風景をもう1つ。今年の冬は例年に無く寒かったですが、福島県中通りにも春の息吹がやってきました。



川東駅から歩くこと55分、小塩江駅に到着しました。平成8年3月15日築の簡易駅舎で無人駅です。トイレはありません。



駅舎内部の様子。最大8人分座れるベンチがあるだけで、券売機もありません。上のLEDは「おしらせくん」で、「〇〇行きの列車は、前前駅を出ました。」と表示されるタイプです。泉郷などの有人駅は現在位置が表示されますが、当駅のような無人駅は全てこれです。


 
片面ホーム1面のみの棒線駅です。推定で9両停まれる長さですが。


次の列車は12時8分。持参のパンで昼食タイム。近くにはロッジがありますが、ジェラートなどを食べさせてくれるカフェです。


つづく
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