クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

水郡線全駅下車への道・第1回(その1)

2010-04-19 22:31:51 | 南東北地区
 2010年の目玉路線として、いよいよ水郡線の駅巡りに着手します。
 水郡線は、水戸と安積永盛を結ぶ全長137.5km、駅数38の本線と、上菅谷~常陸太田の全長9.5km、駅数5の支線から成るローカル線です。少し前までは地味なローカル線でしたが、沿線には袋田の滝、矢祭山、棚倉城址などの観光名所を抱え、最近の鉄道旅ブームによって注目されており、特に桜の季節には多くの観光客で賑わいます。車両は、2008年3月のダイヤ改正により、エコ気動車であるキハE130系列に統一されています。
 前置きはこれくらいにして、2010年3月13日夜~14日の乗り継ぎの模様をお伝えします。


 2010年3月13日。目玉についてはお分かりの通りですが、新潟地区で両数改正やワンマン運転の拡大などが実施されました。新津駅22時53分発の信越本線461M(115系N11編成)で出発。新潟駅からは、Weライナー16号(宮城200か12-43)で一晩明かします。「ムーンライトえちご」の運転がめっきり減り、高速バスでの移動にも慣れたもので、菅生PAで外に出たほかは記憶なし。5時30分に仙台駅東口に到着し、吉野家の牛丼で朝食。



「青春18」に日付印を入れ5番線に上がると、札幌からの「北斗星」が1時間以上遅れて入ってきました。これにはでした。



そのおかげか、6時発の東北本線570M(719系H1編成+H6編成)は3分遅れの出発。長町で席を移ると、ほぼ全区間爆睡。写真は、東白石付近の安達太良山。何時の間にか終点・郡山に到着し、危うく帽子を忘れるところでした。



郡山での乗り継ぎ時間は55分。小原庄助弁当と大七カップを購入し、一旦外に出ました。昨年7月まで丸井だったビルにはどのテナントも入居しておらず真っ白です。



9時18分発の324D(キハE131-4+キハE132-4)に乗車し、いよいよ水郡線の駅巡りが始まります。私にとって初のキハE130ということで、少しばかりワクワクしました。



9時49分に泉郷駅に到着。もともとは交換可能駅でしたが、2番線が撤去されて棒線駅となっています。



廃ホームの案内板。福島空港や乙字ヶ滝へは車で5分ほどと近いです。「空と緑 深呼吸する たまがわ」ですか。



駅舎に入ります。木製枠の出札窓口が現役で、発車時間が近付くと委託駅員が切符の販売を行なっています。また、板で塞がれているものの荷物扱口の跡も残っており、その上扉も木製です。最近「おしらせくん」が設けられ、列車の現在位置がわかるようになっています。古き良きものとハイテク機器の不思議な組み合わせです。



駅舎に出ました。昭和9年築の木造駅舎で、オリジナルの姿を色濃く残しています。適当な高さで大木が切られています。トイレはありません。


駅を観察していると、早速中高生が一人やってきました。それをよそに、私はR118に出てセブンで買出してきます。泉郷での滞在時間は29分。


つづく
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