跨線橋を上がると乗車券回収箱。右左両方向に出口があります。神宮寺駅は無人なのかな?跨線橋は2月26日に塗装したばかりで、ペンキの匂いがプンプンです。
右側の通路を通り、駅舎に出ました。平成20年7月20日に改築された面白い駅舎です。委託ながらも駅員が配置されており、窓口営業時間は7:00~16:30です。駅スタンプがあり、「こまち」が走る風景が描かれています。
駅前の様子。年季の入ったJAの農業倉庫が3つ並んでいます。周辺はあきたこまちの生産が盛んです。尚、奥には東北醤油の工場。
神宮寺での滞在時間は27分しかなく、駅前を見たらもう時間です。改築に伴って自由通路にはPRコーナーが設けられ、大曲花火大会や東北醤油の他に出羽鶴が展示されています。
そうこうしているうちに部活帰りの高校生が多数やってきました。13時40分発の2441M(701系N14編成)にて秋田方面へ戻ります。
13時52分に峰吉川駅に到着。「こまち」の交換ポイントになっていますが、在来線の交換は不可です。3線軌条に奥羽線の列車が停まります。駅舎側のホームが撤去されています。
跨線橋を上る前にミニ庭園を御覧下さいませ。ある程度の積雪で水墨画のような景観となっています。現役で残っているものが数少ないだけに、何だか癒される存在です。
いよいよ駅舎撮影。その前に、窓口の様子を。委託ながらも駅員が配置されており、窓口営業時間は7:00~17:00です。駅舎をはじめとした写真が数点飾られています。
駅舎に出ました。昭和5年6月築の木造駅舎が現役で、しかも丸ポストも残っています。中にトイレがありますが、「利用者以外使用禁止」というお触書が。
滞在時間が16分と短いですが、周辺を散策します。駅前の商店は、古い建物とホーロー看板がアクセント。町並み全体がまるで時間が止まったかのような雰囲気です。この通りをまっすぐ進むとR13です。
駅に戻って跨線橋を渡ると、もう上り列車の接近アナウンス。山側をレポートする時間も無く、14時8分発の444M(701系N34編成)に乗車して次なる下車駅を目指しました。
14時13分に刈和野駅に到着。奥羽線について交換可能駅で、島式ホームです。その横に標準軌の線路が1本あり、この列車が停まっている線路は3線軌条です。
それでは、駅舎に入りましょう。
つづく
参考サイト 秋田各駅停車の旅