福知山線2764Mは、15時59分に三田駅3番乗り場に到着。2面2線の構内ですが、複線間が広く空いていることから、もともと中線があったに違いありません。
三田駅には2度目の訪問となります。初訪問は2005年の冬でしたが、神戸電鉄の乗り潰しの際の訪問で正駅舎を見抜けなかったということで、今回の再訪と相成りました。尚、三田は川本幸民生誕の地です。
それでは改札口を抜けます。自動改札の右側にみどりの窓口、左側にKIOSKがあります。
北口に出て駅舎撮影。昭和62年3月竣工の洋館風の橋上駅舎です。微妙に三角屋根となっています。
駅前の様子。ここには写っていませんが、コナミスポーツクラブが左手にあります。交差点の向こうはアパートが多く、割と静かです。
改札前を再び通って南口に出ると、一気に賑やかになります。手前にNKビルがあり、VIEDE FRANCEなど各種店舗が入居しています。ペデストリアンデッキを介して、阪急系の複合店舗であるキッピーモール。
ペデストリアンデッキから階段を下ると、神戸電鉄の三田駅です。駅舎は完全に隠れています。
オアシスから見下ろせば、駅前商店街が延々と続いています。キッピーモールが聳え立っているのにやっていけるのか?
16時29分発の丹波路快速2766M(223系MA18編成)に乗車し、福知山線最後の下車駅へ。さすがに座れませんでしたが、もう道場駅近くの太福寺などが懐かしいです。この日は普通乗車券で巡りましたが、合計すると3000円近くに。「18きっぷ」は偉大です。
16時42分に宝塚駅3番乗り場に到着。JR東西線直通の快速電車が折り返すなど、2面3線の構内を有します。
改札を抜けると、右手にはみどりの窓口、左手にはKIOSK。通路の向かいはEKI MARCHE。今年(2010年)3月8日に開業した、お洒落な商業施設となっています。この駅に降り立って福知山線全駅下車達成。
左手(北方向)に進むとユニベール宝塚です。
ペデストリアンデッキを通って駅前に出ました。今年(2010年)2月20日に供用開始した橋上駅舎で、大正から昭和初期をイメージしているのだそうです。スタンプの表題になっている宝塚歌劇場が建てられた時代のイメージです。
JR宝塚駅の向かいには阪急宝塚駅。宝塚歌劇場を模したつくりだといえます。
駅前のモニュメント。ミュージカルで流れる音楽のイメージのようです。入口には車輪の装飾があるし。
福知山線脱線事故により宝塚~尼崎が55日にわたって運休となった際、福知山方面からのJRの利用客が大挙してペデストリアンデッキを渡り代替輸送の阪急宝塚線に乗り換えました。かくいう私も阪急宝塚線に乗り継ぎ、17時28分発の急行電車とモノレールを乗り継いで伊丹空港に向かいました。移動に要した費用は420円。バスで移動したほうが断然安かったのですが。
利き酒をした後は、JAL2251便(JA313J)で新潟に帰還するのみ。今回は14番スポットからの出発。ANAのドリンクサービスが有料化された現在、無料でゆずドリンクが飲めることにありがたく感じた次第です。NEXT21などを眺め、20時1分に新潟空港に着陸。新津駅に帰還したのは21時6分でした。
今回は福知山線全駅下車に挑みましたが、列車本数がそこそこ多く、週末だけで達成することが出来ました。ワンマン運転の列車も多数ありながら、ごく小さな無人駅にも券売機が付いており、当初思った以上にまともな路線でした。私のプラン、出来過ぎでしょうか。
次は、夏の「青春18」旅行の模様をアップします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
福知山線全駅下車の旅 おわり
参考サイト さいきの駅舎訪問