クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

平城遷都1300年記念乗り継ぎ(その2)

2010-08-26 00:00:22 | 関西線
関西本線226Dは、8時49分に関駅1番乗り場に到着。



駅舎に入ります。観光案内所が併設されており、窓口営業時間は7:00~16:00です。案内所に向かって手前にはふるさと会館があり、喫茶店が併設されています。



歩道橋に上がって駅舎撮影。白壁でまとめられた旅籠風の大きな駅舎です。トイレは右側の一角。右隣には道の駅がありますが。


関では83分確保しているので、古い町並みを歩きます。国道1号を横断して5分ほどで到着。


 最初に延命寺を訪問。



寺参りを終えた後、宿場町の町並みを西に進みます。関宿は、東海道五十三次の47番目の宿場町で、参勤交代や伊勢参りの人々で賑わいました。東海道唯一の重伝建地区として残されており、昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようです。


 
そして、関まちなみ資料館に入ります。入館料は300円。これ自体、江戸末期に建てられた町屋建築です。



中には町屋で使われていた道具類(写真)が展示されており、奥の間には明治時代の自転車(純鉄製!)が保存されていました。2Fに上がると、関の町並みの移り変わりが紹介されていました。



関まちなみ資料館を見終えても、町並みは続きます。関宿は、東西追分の間約1.8km、25haに及び、江戸時代から明治時代にかけて建てられた古い町家200軒余りが残されているそうです。



百六里庭に入ります。2Fに上がれば、関の町並みを一望。それにしても、この日の三重県は凄く暑かったです。



そして、関宿旅籠玉屋歴史資料館に入ります。まちなみ資料館と共通だったので追加料金無しで観光できました。「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」といわれがあるくらい重要な宿屋だったそうです。




   


玉屋歴史資料館は、江戸時代の貴重な旅籠建築を修復し、旅籠で使われていた道具類、浮世絵・掛け軸などの美術品類、旅に関する歴史資料などが展示され、江戸時代の旅籠の姿が再現されています。まるで江戸時代の旅を追体験しているかのようです。



折角なので、奥にある土蔵にも足を記します。主に浮世絵などが展示されていました。これを見ると、そろそろ時間です。



最後に百五銀行へ。町屋風建築ですが、勿論、市中の銀行と同様の機能が備わっています。


10時2分発の239D(キハ120 303+キハ120 15)で関を後にします。「かすが」が廃止された現在、中在家信号場は用途廃止していました。柘植については、草津線全駅下車の際に訪問しているのでパスです。



10時36分に佐那具駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



駅舎に入ります。委託ながらも駅員が配置されており、窓口営業時間は6:10~17:20です。また、窓口には垂涎モノの硬券が何枚も展示されていました。待合室は15人くらい休めるスペースがあります。



それでは駅舎撮影。大正3年8月築の木造駅舎が現役です。トイレは右手の建物です。


佐那具での滞在時間はごく僅かです。


つづく
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