
調査を終えて周辺散策。古い商店街を抜けると山が開ける一帯に出ます。駅裏にある恵比寿神社へのアプローチ口ですが、市島での滞在時間がたったの18分なので、ここで泣く泣く引き返します。そういえば、市島駅の駅スタンプの表題は、「歴史かおる有機の里がある駅」なのですね。

駅に戻ると、9時39分発の福知山線2526Mである223系F13編成が既に入線していました。「北近畿1号」と交換すると、次なる駅へと向かいました。

9時45分に黒井駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内を有しており、上下間が広く開いています。かつては貨物を扱っていたようで、福知山方に保線用側線があります。

駅舎に入ります。委託ながらも駅員が配置されており、窓口営業時間は7:05~16:55です。待合スペースには写真展が開かれてましたが、スケジュールの都合上じっくり見る暇はありません。

それでは駅舎撮影。国鉄後期様式の細長い駅舎です。トイレは左側の一角です。「黒井駅」といえば信越化学を思い出すのは私だけでしょうか。

黒井は、3代将軍徳川家光の乳母である春日局生誕の地。駅前ロータリーには、お福(春日局の名)の像があります。
230円の片道乗車券を買い、とりあえず周辺を歩いてきますが、滞在時間が19分しかなく、役場の近くまで行って戻るともう目的の列車が


10時15分に丹波竹田駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。

それでは駅舎です。昭和35年7月築の細長い駅舎ですが、無人駅です。トイレは左側の一角にあります。

いったん駅舎の中へ。改札ブースと窓口が残されています。ずばり有人駅だった頃の名残です。
滞在時間が22分しか無いですが、券売機で柏原までの乗車券を買って周辺を散策します。

古い住宅地を5分ほど南下し、一宮神社に到着。お参りを済ませると、もう残り時間は僅かです。
急ぎ足で駅に戻ると、既に223系F4編成が2番乗り場に入線していました


10時57分に柏原駅に到着。交換可能駅で、対面式ホームの2面2線の構内です。

改札を抜けて駅舎に入ります。特急停車駅で、みどりの窓口は終日営業です。改札脇にトイレがあり、待合室内にはKIOSKがあります。

それでは駅舎撮影。大阪の花の博覧会で使用されていた建物を、平成3年9月に移築したもの。左側の建物に物産館とレストランが入居しています。
滞在時間を1時間確保したので、武家屋敷を目指しましょう。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問