武蔵野線駅巡りの途中ですが、ここで新潟駅関連の話題をお伝えします。
新潟駅では、2012年11月3日23時50分頃から4日15時頃まで線路切り替え工事を行い、6,7番線を廃止し、仮ホーム(8,9番線)が使用開始となりました。2日遅れのレポートとなりますが、データーがまとまりましたので公開いたします。撮影日は11月5日でした。
まずは、今回の大改造の最大の目玉・仮ホームから紹介します。1番線の北東方に設けられた頭端式ホームで、右が8番線、左が9番線です。越後線の列車は発着できません。
先頭車の停止位置から60mくらい進んで、ようやく乗り換え階段に辿り着きます。1番線、万代口の方は左の通路を進み、2~5番線、新幹線乗り換え、南口の方は右の乗り換え階段を上ります。
6,7番線への階段は閉鎖され、バリケードで覆われています。
地下通路は、4,5番線で壁がつくられていました。
6,7番線の跡は電灯が消され、不気味ささえ漂っています。2日には自販機が半減され、3日には残った自販機も商品が抜き取られました。線路も一気に錆びついてきました。
この大改造によって乗り継ぎ時間が増加するケースも発生し、6本の接続列車が変更となりました。
2番線に入線した「いなほ9号」(485系T14編成)。「いなほ」は2番線からの発車が基本となりました。尚、「きらきらうえつ」は8番線からの発車です。
1番線に入線した「北越10号」(485系R26編成)。「北越」「くびき野」は1番線からの発車が基本となりました(「くびき野6号」を除く)。
私は電車通勤なので、これから毎朝仮ホームに降り立つことになります。乗り換え階段が1本しかなくなることから、朝のラッシュ時は乗り換え通路に辿り着くまで4分、実際に乗り換えるには5分以上掛かっています。もし、あなたが利用した列車が仮ホームに着くならば、既存ホームとの乗り継ぎには6分以上、新幹線との乗り継ぎには11分以上かかると思ったほうが賢明です。その逆のパターンも同様です。
これは、遅れに遅れていた新潟駅高架化工事がようやく第1歩を踏み出したに過ぎません。6,7番線は、これから一旦壊されて嵩上げされます。これが完了すれば、4,5番線、2,3番線も同様の工事が行なわれます。この連続立体化工事完了までは長い年月が掛かりますが、気長に待ちましょう。
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