クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

SLばんえつ物語 編成短縮

2012-11-19 00:00:07 | 新潟の鉄道

 小浜線駅巡りの途中ですが、ここでSLばんえつ物語に関する話題をお伝えします。
 1999年以来、SLばんえつ物語は、冬季を除いて土曜・休日を中心に走ってまいりました(洪水などで運休していた期間を除く)。展望車にて手を変え品を変えてイベントを行いながら、このイベント列車の維持に努めてきました。しかしながら、団体客が入らなければ200席程度売れ残ることがざらでした。そこで、JR東日本新潟支社は考えました。これまで7両だった編成を、この11月からは4両編成に短縮してオコジョルームを廃止しています。その結果、11月中はほぼ空席なく推移しているようです。
 この「NEWばんえつ物語」は、2012年11月17日から走り始めました。11月18日に撮影の機会を得たので、回送から走行シーンまで御覧下さい。



8時10分頃に新津駅4,5番線に行ってみると、既にC57 180が待機しているではありませんか!それにしても、編成がちょっと短いようですね。



この日、新潟までエスコートしたのはEF81 140です。数少ない長岡機関区のEF81はJR東日本新潟支社の秘蔵っ子で、SLばんえつの回送などが主な仕業です。



磐越西線内の強風の影響で221Dが遅れ、当の「SLばんえつ」の回送は8時57分に新潟駅に到着しました。



新潟駅の仮ホームは、利用者には使いづらいですが、「同業者」にとっては新しい撮影ポイントです。



新潟駅から発車する「SLばんえつ物語」。C57 180を先頭に、「スハフ12 101(座席車)+オハ12 1701(展望車)+オハ12 316(売店つき座席車)+スハフ12 102(座席車)」の編成で、中間の座席車を抜いた形です。



11月からは「SLばんえつ物語」は3番線からの発車です。3番線を中心に、4番線でも記念撮影に興じる者が多いです。



そのC57 180を拡大。申し遅れましたが、デフレーターは門司仕様になっており、ヘッドマークはありません。JR東日本新潟支社もなかなか粋なことしますね。



「SLばんえつ」が3番線からの発車となったので、9時18分頃に1630Mとの並びが一瞬だけ実現しました!この日の1630Mは、115系N5編成+N7編成でした。



3番線に行ってみると、これまで通り、9時30分まで運転台の公開が行なわれていました。



会津若松行きの「SLばんえつ物語」は亀田駅で撮影しました。煙をあまり出していませんね。従来とは編成のボリュームが全然違います。


 「SLばんえつ物語」のレポートは以上です。これで、「SLばんえつ」は北海道や山口線などのSL列車と同レベルの編成になっています。これが11月だけの限定バージョンか、来春からもずっと続くのか注目です。新潟駅6,7番線が廃止になったのも関係しているかもしれません。
 ところで、毎年恒例の「Xmasトレイン」は、「Kenji」での運転が決定しています。「SLばんえつ」の行く末が思いやられますね。C57 180の状態が心配です。


<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。>

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログランキング