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200系は永遠に

2013-04-16 23:05:41 | 新潟の鉄道

 今春は国鉄型車両の引退が相次ぐシーズンです。そんな中、1つのエポックメーキングな車両が姿を消しました。
 東北・上越新幹線が開業して今年で31年目。その礎となった200系は、0系を耐雪・耐寒仕様にし、スノーブラウなど様々な対策を施した上で1982年に登場しました。H編成というカフェテリア付きの16両編成が東北新幹線で活躍したこともありました。新型車両が次々と登場して活躍の場が狭まり、多くの仲間が引退していきました。そして、今年の3月15日に定期運用から撤退し、4月14日のさよなら運転を以って30年半の活躍にピリオドを打ちました。
 それでは、最後まで残ったK47編成、K51編成の模様を御覧下さい。



2013年3月30日の「春満喫TYO号」。7時17分頃に新潟駅13番線に入線しました。編成はK51編成です。



10号車側「222-1518」から編成全体を。「がんばろう日本!がんばろう東北!」ラッピングが残っています。



1号車「221-1518」の側面。「つなげよう、日本。」が残っています。



多くの「同業者」が見守る中、7時31分に上野に向けて発車しました。


「仙台・宮城DC」や「ありがとう200系号」で細々と運用に就き、ついにその日を迎えました。



新潟駅の案内表示板から。「さよなら200系号」は、「団体 200」として7時24分に12番線から発車します。



その編成とは、リバイバル塗装のK47編成。さすがに多くの「同業者」が注目しており、11、12番線にはロープが張られました。



1号車「221-1510」の側面。「Thank You Series200」ラッピングが貼られました。



8号車の側面。「とき 自由席」となっていましたが、この列車は全車指定席です。



10号車の側面。1号車と同じ可愛いラッピングです。尚、リネンについては青系で小千谷縮が使用されました。



10号車「222-1510」側から編成全体を。何て丸っこい鼻なのでしょう。こんな親しみやすい新幹線車両があったということは、人々は決して忘れません。



多くの客を乗せ、7時24分に東京に向けて発車しました。大宮始発の「さよなら200系号」は17時26分に新潟駅に到着し、200系の歴史が終わりました。


で、今時の上越新幹線は以下の2種類しかありません。



「Maxとき312号」(2013年3月30日)。E4系P51編成です。



「とき314号」(2013年3月30日)。E2系J9編成です。


 200系の最後の姿はいかがでしたか。K47編成とK51編成の今後の処遇については、御覧の皆様はもう分かってますよね。どこかの鉄道会社か鉄道博物館などに買い取られるのが関の山です。これからは、鉄道模型などでノスタルジーに浸りましょう。
 ありがとう200系、さよなら200系。


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コメント (1)
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