少し遅くなりましたが、2013年春シーズンの「8連いなほ」の話題をお伝えします。
今回の充当編成は、485系R21編成。昨年の冬シーズンといい、R21編成がターゲットになる傾向が強まっています。4月4日の「北越7号」で運用を終えた後、3086ユニットが組まれ、4月12日の「高田お花見号」から入っています。14日の運用を終えた後、修学旅行輸送に就きつつ現在に至っています。
それでは、「高田お花見号」から「8連いなほ」を御覧下さい。
「高田お花見号」の撮影日は4月13日。当該編成は、11時27分頃に新潟駅2番線に入線。
早速姿を現したR21編成の8連。少し分かりにくいですが、例年のごとく、「快速」表示となっていました。
同じ編成を白山方から。指定席は1~5号車、自由席は6~8号車でした。高田公園の桜がちょうど満開ということもあり、自由席は大盛況でした。
4月14日の「高田お花見号」で運用を終えた後、翌15日の「いなほ9号」に入りました。8連は立派ですが、この位置は柵の処理が難しく、人並みもよけなければなりません。
白山方から編成全体を。指定席は1~5号車、自由席は6~8号車です。指定席の埋まりはさほどでなく、修学旅行生は翌16日の「いなほ6号」に乗ったと考えられます。
そうこうするうちに、金沢からの「北越5号」が到着し、国鉄色のK2編成との並びが実現しました。
定刻17時29分に酒田に向けて発車しました。翌日の「いなほ6号」で帰区した後、17~18日の「いなほ11号」~「いなほ4号」に入りました。
18日からは「いなほ9号」~「いなほ6号」に戻ります。19日は早い時間に新潟駅に行けたんで、入線から狙ってみました。17時6分過ぎに2番線に入線。
例によって編成全体を。この日は修学旅行生が3~5号車に入りました。
ついでなので、「北越5号」との並びも撮ってみました。この日はK1編成が充当され、再び国鉄色との並びが実現しました。
翌20日は「いなほ6号」を大形駅で狙います。先頭から「Tc481-3018+M485-3037+M'484-3037+M485-3086+M'484-3086+M485-3070+M'484-3070+Thsc481-3024」の編成です。
新潟に向けてラストスパート。この後、新潟車両センターに入区し、21日の「いなほ6号」で「8連いなほ」は一旦終わります。
27日の「いなほ7号」から「8連いなほ」が再開。28日の「いなほ8号」は豊栄駅のポプラの木で狙います。R21の8連に当たる光線はえも言われぬものがあります。
並びの相方となった「いなほ5号」はT14編成で、一瞬だけ1000番台と3000番台の並びが実現。
翌29日は、「いなほ7号」を狙います。15時18分過ぎに2番線に入線し、信越本線2546Mと絡める形に。
まずは白山方から編成全体を。この日の「いなほ7号」は、1~5号車が指定席、6~8号車が自由席です。
次に、新潟方から編成全体を。この光景はいつまで見られるだろうか。
定刻15時33分に秋田に向けて発車しました。信越本線2548Mは既に入線しており、またしても115系との並びが実現しました。
「8連いなほ」の模様は以上です。4月30日の「いなほ7号」から5月3日の「いなほ8号」まで通常の6連に戻っていますが、3日の「いなほ7号」から8連に戻り、7日の「いなほ8号」まで続く予定です。Uターンの足に是非「いなほ」をご利用下さい。
ところで、新潟車両センターにはE653系が3編成到着しており、何時運用に入ってもいいような状態になっています。この「8連いなほ」もいつまで見れるか分かりません。この「485系電車最後の楽園」も益々目が離せません。