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越後線内野駅 改築中!

2013-05-30 22:46:37 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 ここで、新潟地区の駅に関する話題をお伝えします。
 今回紹介するのは、越後線の内野駅。内野駅は、新潟市西区の中心駅で、新潟から7駅目にあたります。対面式ホーム2面2線の構内ですが、約半数の列車が折り返します。新潟大学や新潟医療技術専門学校の学生の利用が中心ですが、新潟までJRがバスの半額以下ということから、バスの代わりとして地元民の利用も多いです。これまでは国鉄後期型の平屋の駅舎でしたが、今年の2月20日に仮駅舎となり、橋上駅舎化の工事が始まりました。再来年の9月には橋上駅舎が完成する予定です。
 それでは、現在の内野駅の様子を見てみましょう。調査日は2013年5月26日でした。



内野駅へは1928Mでアプローチ。改札の位置が私が新潟大学に通っていた頃より2両分吉田寄りにずれ、バリケードに挟まれた狭い通路を歩かされます。ホーム上のベンチは3月18日に撤去されています。



まずは東口から。旧駅舎に負けじ劣らずの仮駅舎です。旧駅舎は交番の新潟寄りでしたが、この駅舎は吉田寄りに建てられました。尚、トイレは吉田寄りにあります。



自動改札の左側には自動券売機と「みどりの窓口」。窓口営業時間は7:00~20:00です。



自動改札の右側には待合室。18人分座れますが、内野駅で唯一座れるスペースとなっています。



大通り前の旧駅舎に行ってみると、あのコンクリート駅舎はなくなっていました。工事の内容からして、先週中に解体を終えたものと考えられます。



続いて、新潟大学へのアプローチルートである西口を見てみましょう。自動改札使用開始と共に小さな駅舎が設けられましたが、10年も経たずに解体されてバリケードに覆われました。



仮駅舎は吉田寄りに設けられているので、内野小学校の校地に挟まれた狭い回廊を歩かされます。



およそ4両分歩かされ、西口のプレハブ駅舎に到着。以前の駅舎よりも少し大きめです。



内部の様子。2台の自動改札の横に1台の自動券売機があります。



1527Mに乗ろうと跨線橋を上がると、「うちの DE アート」に名残が残されていました。橋上駅舎化に伴い、近いうちに解体されるでしょう。



完成予想図。3本の出入り口をもち、サッカーのワールドカップ公式ボールを模したようなデザインになるでしょう。「うちの」の「う」をイメージ?


 内野駅のレポートは以上です。駅裏の発展に伴い、1つの町並みが線路間で分断されていることが問題視されつつあります。それを解消する手段として、最もコストパフォーマンスがよい手段として採用されているのが橋上駅化です。内野駅の橋上駅舎化は前々から計画されていたことですが、ここにきてようやく始まったなという感じです。


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