皆様、今年のGWは何をされてましたか。車とか鉄道とかで遠方に行かれた方が多かったでしょう。私は、越美北線の全駅下車を果たしてきました。
しかし、これからお伝えするのは、2012年のGWの旅です。今年と去年のGW、最大の違いはどこでしょう?それは「急行きたぐに」です。「急行きたぐに」は昨年3月16日に定期運転が終了しました。その後、其々の編成でモハネ2両とサロネ1両が抜かれ、昨年度だけは細々と臨時輸送に就いていました。御存知の通り、今年度は全く走っていないので、583系京都車は検切れ待ちだったと察せられます。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2012年5月3日(木)。弟に送ってもらい、22時57分発の「急行きたぐに」(583系B5編成)で雨の新津駅を出発。ラストランの時とは異なり、待っていたのは「同業者」とおぼしき者ばかり。加茂で女性1人が乗ってきたのは特筆に値しましたが。私はパン下の「特等寝台」で一夜を過ごしました。湖西線経由になったので、おごと温泉駅での運転停車が加わりました。
折角なので、車内を見てみましょう。B寝台車は3段が基本で、レールと並行に寝る形でした。
一方、グリーン車は2+2のアブレストで、天井の高さが印象的でした。カーテンはベネシャンブランドで。
定刻6時49分に大阪駅に到着。4番乗り場には老若男女を問わず、撮影する者が多数。
東海道本線~山陽本線707Kに乗ろうと5番乗り場に行くと、京都総合車両所に回送されていきました。
707Kは、223系W34編成+V47編成で、何とか進行方向左側の席をゲット。折角なので、明石海峡大橋を見ながら進みました。
8時29分に宝殿駅に到着。島式ホームの2面3線+側線1本の構内です。
コンコースに上がり、改札を出ました。4台の自動改札(Icoca専用を含む)の左手にはKIOSK。トイレは改札をくぐって右手に。
改札の右手には「みどりの窓口」、券売機と続いています。
さて、南口に出ました。昭和56年1月築の橋上駅舎ですが、エレベーターは後年取り付けられています。
南口の駅舎横には「尉と姨発祥の地」のモニュメント。高砂神社の境内に一夜のうちに雌雄の幹が左右に分かれた松が生え、その根元から尉と姨が現れ、「われわれはイザナミ、イザナギである。今よりこの木に神霊を宿し、この世に夫婦の道を示さん。」と申したことから、今では夫婦和合の象徴として人々に崇められています。
それでは周辺散策。南口は、駅前に商店街があり、古い住宅が続いていました。宮本武蔵と伊織の里(生誕地)まで1kmくらい。
北口に行こうと踏切で何が来るかなと待っていると、野洲ゆきの744Tでした。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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