13時3分に八千穂駅に到着。この日は全国新作花火大会の日で臨時列車が出ていましたが、折角なので奥村土牛記念美術館へ。
2分ほど歩いて奥村土牛記念美術館に到着。昭和2年11月竣工の味のある木造建築で、もともとは黒澤合名会社の社屋として建てられたものです。
奥村土牛は明治22年東京生まれ。現代日本画壇の最高峰にいた画伯で、昭和10年から昭和41年まで帝国美術学校(現 武蔵野美術大学)教授を勤められました。現在の美術館の建物には昭和22年から昭和26年まで過ごしていました。平成20年5月20日にこの美術館が開館し、その年の9月2日に彼は101歳の生涯を終えました。館内は撮影禁止なのでUP出来ませんが、下絵の面影をそのまま残す素朴な絵画に感動しました。
館内の昭和初期のガラス越しに見る景色。素晴らしい日本庭園が配置され、えも言われぬ景色が広がっていました。
もう少し歩けば黒澤酒造がありますが、滞在時間が1時間ないので美術館を見ただけで駅に戻り2度目の歯磨き。
そろそろ出発の時間となり、構内踏切を渡ります。上りホームに上がろうとすると、山吹朝霧 水車小屋を発見しました。そういえば、高岩駅の近くに水車のある家がありましたね。
13時46分発の134D(キハ110-114+キハ110-121)に乗車して小海方面へ。何だか天気が怪しくなってきました。
13時55分に小海駅3番線に到着。終着列車があり、2面3線+側線1本の構内です。ここに写っている跨線橋のようなものは自由通路です。
構内踏切を渡って駅舎の中へ。待合ベンチに相対して「みどりの窓口」があり、営業時間は7:00~17:35。自動券売機も設置されています。
それでは駅舎撮影。昭和62年12月築の教会風の駅舎です。標高は865.1m。
右手には佐久総合病院付属小海診療所。病院が近くにある駅はいくつかありますが、病院と直接つながっている駅は、全国探してもここだけではないでしょうか。
左手にはショッピングセンター・アルル。駅舎と連絡通路でつながり駅のトイレの代用になっていますが、缶コーヒーが120円で売られており誠に残念なスーパーでした。
では、駅前ロータリーを。天然木の素朴な駅名板が印象的です。
駅前からは「清流ふれあい通り」という商店街が続いています。雨降る中、臨時休業のデイリーの所まで下って缶コーヒーを2本買い、帰りに酒屋で清酒を2本購入しました。
駅に戻り、14時27分発の229D(キハE200-3+キハE200-2)に乗車して小諸方面へ。2分くらい遅れていました。
続きはこちら
<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。>