神野駅から12時56分発の336Sに乗車し、加古川線駅巡りを締めくくる駅へ。
6分遅れの13時6分に日岡駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。両ホームは構内踏切で結ばれています。
それでは駅舎撮影。昭和23年4月築の木造駅舎で、ファサードも立派です。右隣にトイレがありますが、昭和7年12月築の汲み取り式トイレです。この駅に降り立って加古川線全駅下車達成。
管理駅員が何やら作業を始めたので、先に周辺散策。駅前の小さな川を渡ると、古い住宅地が広がっています。名残柿が季節感を出していました。
坂を上り、駅から5分ほどで日岡神社に到着。この山門は、天保12年冬に多門院賢長によって完成されました。
更にアップダウンを越えて本殿に到着。日岡神社の祭神は天伊佐々彦之宮で、景行天皇の后・稲日大郎媛の安産を祈願したことから、安産祈願の神社となっています。それもそのはず、小さな親子連れが多かったです。私は独身の男子ですが、加古川線全駅下車達成のお礼参りしてきました。
本殿ともう1つ。日岡神社は天平2年の創立ですが、旧社殿は昭和44年に焼失しました。現在の社殿は、昭和46年に加古川町(当時)家屋町居屋河原にあった大鳥居神社を日岡神社境内に移築し、その用地を売却した費用で再建されたものです。
日岡駅周辺には日岡御陵、日岡山公園など見所が多いそうですが、滞在時間が24分に短縮されてるのでそそくさと駅に戻ります。
まだ管理駅員の作業が終わっていませんが、日岡駅の内部を紹介します。無人化されて窓口が閉鎖されて久しく、自動券売機に置き換えられています。
その自動券売機の内部をオープン。外から見るからには簡単そうなつくりですが、中は多数のコンピューターが埋め込まれて精密機械になっています。
加古川線駅巡りはこれにて終了です。思えば、「新」がつくのに小さな駅、女性の管理駅員と話し込んだ駅、「プラネタリウム」のある駅、クリスマスツリーが素晴らしかった駅、そして「日本のへそ」の駅がありました。「谷川線」が完全1閉塞だったのには衝撃でした。奇しくも、今年は加古川線が開業して100周年を迎えています。定刻にやってきた、13時30分発の1338S(103系M3編成)に乗車して加古川駅へ。
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