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秋田新幹線は来春より全てE6系に

2013-12-23 21:20:27 | 北東北地区

 去る12月20日、JR各社は来年3月15日のダイヤ改正の概要を発表しました。
 まずは鹿児島本線の方を見てみると、博多~熊本に僅かに残されていた「有明」が長洲発着に短縮されます。
 次に、東海道・山陽新幹線を見てみると、岡山発着の「ひかり」と新大阪~東京の「こだま」にN700系が本格進出します。
 また、広島・山口地区では、夜間を中心に列車の統廃合が行われます。
 北陸本線を見てみると、金沢~富山間に521系が本格進出します。IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道の開業準備といったところでしょう。
 北海道を見てみますと、北海道新幹線の工事のため、竜飛海底駅、吉岡海底駅、知内駅の3駅が廃止となります。
 で、最も大きく変わるのはJR東日本です。
 最初に高崎線を見てみると、「あかぎ」の車両が185系から651系に変わり始め、朝夕の便が全車指定席の「スワローあかぎ」となります。
 次に新潟地区を見てみると、「秋田いなほ」が全てE653系になります。これについては、次の記事でお伝えします。
 寝台特急「あけぼの」の廃止は自明の通りです。(関連記事はこちら
 長野新幹線ではE7系の営業運転が始まります。北陸新幹線の習熟運転といったところでしょう。
 今回の改正の目玉は東北・秋田新幹線です。東北新幹線の盛岡以北は、盛岡発着の1往復を残して全て「はやぶさ」となり、「こまち」併結の便も320km/h運転となります。盛岡~仙台各駅停車で仙台~大宮ノンストップの便は、ごく一部を除いて「はやぶさ」になります。この記事の表題となっている秋田新幹線は来春よりE6系に統一され、列車名も「こまち」に統一されます。
 秋田新幹線は1997年3月に新在直通新幹線として開業し、秋田小町をイメージしたE3系でデビューしました。開業当初は5両編成でしたが、利用が好調なのを受けて6両編成となり、やがては全車指定席となりました。昨年よりジャパンレッドをE6系が走り始め、今年は秋田新幹線が真っ赤に染まります。E3系については、山形新幹線や新幹線版クルージングトレインに転用されるという話も聞きますが、大半は新潟新幹線車両センターの片隅などで廃車・解体となっているのです。現存しているE3系こまち編成は、ありがとうラッピングが施されます。
 では、E6系の「いま」を見てみましょう。取材日は、2013年12月22日(日)でした。



「やまびこ223号」の乗り場である東京駅21番線に行ってみると、E6系Z17編成とE5系U1編成の迫力ある併結シーンが出迎えてくれました。



振り返ると、「Maxとき353号」のE4系との並びが見れたのではないですか!



Z17編成の先頭部へ。鼻の長さが印象的です。320km/h対応だもの。



ロゴマークは「こまち」とは描かれていませんが、秋田美人をイメージしたものになっているはずです。



10号車と11号車の間に戻ると、「やまびこ220号」であるE2系が到着し、一瞬だけ東北新幹線の御三方の並びが実現しました!



しばらく東海道新幹線に遊びに行ったりして時間をつぶした後、22番線に「はやて・こまち48号」が到着。E5系とE6系の併結部分を平面から。



「はやて・こまち48号」は、この後折り返して「なすの279号」になります。E5系U21編成+E6系Z14編成でした。E6系の顔を改めて見ると、自分に向かってくるような目つきです。



最後に東京駅のポスター。秋田新幹線はもうE6系の時代なのです。


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