本来なら4月25日に運転開始する予定でしたが、緊急事態宣言が出たおかげでずっと運休してました。その間にも新型コロナウイルス感染症の勢いは衰えるどころか更なる拡大を見せています。しかし、西村経済再生大臣などが「Go Toキャンペーン」を「強行」したおかげで8月1日に運転開始を迎えました。ただ、「3密」を避けるため、セレモニーの類は一切ありませんでした。
それでは、2020年8月1日の運転初日の模様をご覧下さい。
8時50分頃に新津駅に赴くと、C57 180の連結作業がまさに最終段階を迎えていたところ。前々日には当該客車が既にスタンバイしてました。
8時54分頃に連結が完了しました。
9時11分頃に自走で入換開始。
前日は磐越西線の馬下~野沢間が終日運転を見合わせ、この日の朝も運転再開したものの乱れてました。しかし、SLばんえつ物語の発車案内が表示されてホッとしました。
昨年と同様、9時21分頃に新津駅3番線に入ってきました。
降りしきる雨の中、出発まで撮影タイム。デフレーターは所定通りです。
ヘッドマークを拡大。今年はまっ黄色です。
運転台下の銘板。C57 180は、昭和21年に三菱重工で製造されました。
運転台横の行路表。「A57仕業」であり、「日常を守る全ての人に拍手とエールを」泣けてきます。
では、サボをご覧下さい。会津若松行きです。
ついでにドア脇のサボも。「SLばんえつ物語」は全車指定席です。
9時46分頃、新潟からの「SLリレー号」(E129系B11編成)が到着。2、3番線は一気に賑わい、「間隔を開けて撮影してください」のプラカードも。
10時1分頃、信越線439M(E129系B21編成)と一瞬並びました
出発が近付くにつれて煙が益々黒くなってきました。
定刻10時5分に会津若松に向けて出発しました。
「SLばんえつ物語」の初日の模様は以上です。この後、磐越西線の馬下~野沢間では線路点検が行われ、下りの「SLばんえつ物語」は新津駅への到着が大幅に遅れたようです。とにもかくにも、「SLばんえつ物語」の運転開始に向けてお膳立てをして下さった保線の皆様には頭が下がります。
「SLばんえつ物語」は9月末までは毎週土日を中心に運転される予定です。10月以降については、8月21日頃に発表されるものと思われます。果たして、今年は「SLXmasトレイン」が設定されるかどうか。