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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

いよいよ終末期を迎えるJR東海のキハ85系

2020-08-21 16:03:23 | 紀勢本線

 先日購入した『DJ鉄道ダイヤ情報』を見たところ、E257系0番代の付属編成が2000番代改造を受けずに全て廃車になっていたことが明らかとなりました。来年以降の「修善寺踊り子」は一体どのような運転体系になっていくのでしょう。
 それはさておき。今春のダイヤ改正でキハ85系の後継車であるHC85系が試運転を始めました。気動車とはいえハイブリッドなので、「クモハ」「モハ」といったように電車のような記号が付いています。2022年度からの営業運転開始を目指しているそうで。
 さて、これから紹介するのは、その先輩格にあたるキハ85系です。キハ85系は、JR東海の第1世代の特急形気動車であり、カミンズ車の出力350PSのエンジンを積んで1989年2月18日に登場しました。1992年までにキハ82系を一掃して、以来JR東海の屋台骨を支えてきました。主戦場は「(ワイドビュー)ひだ」と「(ワイドビュー)南紀」です。
 「ひだ」には1989年に投入を開始し、1990年3月10日にはキハ82系を一掃しました。大阪〜高山や名古屋〜富山の編成には3両で走ることがありますが、4、6、7両が基本となっています。多客期には9両になることもあります。
 一方、「南紀」には1992年3月14日にキハ82系から置き換えられました。4両編成(名古屋方からキハ85-0+キロハ84-0+キハ84-0+キハ85-1100)が基本となっており、多客期には6両になることがあります。
 前置きが長くなりましたが、そろそろコレクションにまいりましょう。



2019年3月2日。六軒駅にて「(ワイドビュー)南紀2号」を。「キハ85-9+キロハ84-5+キハ84-4+キハ85-1111」でした。



2020年7月4日。富山駅にて「(ワイドビュー)ひだ3号」を。「キロ85-3+キハ84-304+キハ85-1116」でした。



2019年3月2日。折角なので、熊野市駅まで「(ワイドビュー)南紀1号」に乗ってきました。「キハ85-1114+キハ84-5+キロハ84-4+キハ85-5」でした。



まずは2号車からご覧下さい。グリーン車はねずみ色の大柄なシートです。



次に、3号車をご覧下さい。派手な柄の茶系のシートです。そういえば、キハ85系はハイデッカーなのです。



最後に、4号車をご覧下さい。これは車椅子が置けるシートですが、派手な青系のシートです。


 JR東海のキハ85系は以上です。「ひだ」用と「南紀」用は一見すると同じように見えます。しかし、「ひだ」が多くが1両グリーン車であるのに対し、「南紀」は半室グリーン車です。私が思うには、増結用などを除いて「ひだ」と「南紀」では運用を分けているのではないかと考えられます。
 ところで、今日は秋の臨時列車が発表されました。
 まずはJR北海道から。「くしろ湿原ノロッコ」は、10月3日に釧路~川湯温泉で、10月4、10、11、17、18日に釧路~塘路間でそれぞれ走ります。
 次に、JR四国。10月3日からの週末には「しまんトロッコ」が、10日からの週末には「藍よしのがわトロッコ」「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」が走ります。
 最後に、JR東日本。「現美新幹線」「越乃Shu*kura」「SLばんえつ物語」「海里」「リゾートあすなろ」「とれいゆつばさ」「フルーティアふくしま」「リゾートビューふるさと」「HIGH RAIL」「おいこっと」がそれぞれ毎週末に走ります。「リゾートしらかみ」は連日運転します。「SLぐんまみなかみ」は10月3、4、10、17、25日に、「SL(EL)ぐんまよこかわ」は10月11、18、24日、11月7、15、22、29日に走ります。「EL(SL)YOGISHAよこかわ」は10月31日に走ります。「DL(SL)群馬県民の日」は10月28日に走ります。「ポケモントレイン気仙沼」は11月28、29日に、「さんりくトレイン宮古」は10月1~6、11月26~30日に走ります。その他イベント列車が多数走りますが、特筆すべきなのは11月11、18日の「紅葉海里」でしょう。
 次は、「師走の紀勢線駅巡り」をお伝えします。

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