昨日、豊肥本線が全線復旧を果たしましたが、ちょうどその日、肥薩おれんじ鉄道の佐敷〜水俣間が運転再開しました。とはいえ、八代〜佐敷間は未だに「令和2年7月豪雨」の影響を受けており、全線での運転再開は11月頃になるものと見込まれています。
さて、本題に。12時54分に野島公園駅に到着。折角なので、旧伊藤博文金沢別邸へ。運河を渡ると、何やら漁村の風情。
運河を渡り切って、野島公園駅の駅舎全貌を。3階建ての構造で、白にオレンジと水色のラインが入っています。
2番出口から8分で旧伊藤博文金沢別邸に到着。
母屋から中に入ります。1897年に伊藤博文の別邸として着工し、1898年に竣工。以来、何代かによって所有され、1942年~1959年にかけて民間企業の保養所となりました。1959年からは横浜市の所有となり、「憲法記念館」となりました。2006年に横浜市指定有形文化財となり、2009年に一般公開が始まりました。
台所に進むと、何やら生け花が私は来ちゃいけなかったのかな。
中庭に出ました。この時期は青紅葉が。
金屏風の間へ。伊藤博文の自筆です。「春畝山」は伊藤博文の号です。
縁側に出ました。彼は八景島を眺めながらリラックスしていたことでしょう。
別の間でも生け花の作業が真っ盛り復元10周年に向けて飾っているそう。台風19号で延期になっていたかもしれません。
大便器に出ました。勿論、和式です。現在は使用できません。
小便器。陶製ではなく木製だったのです。勿論、現在は使用できません。
風呂場に出ました。浴槽は木製です。
海に出ました。海苔の養殖場の向こうには八景島シーパラダイスが
右手に振り向くと、港湾施設のようなものが追浜の工業団地で、日産自動車の試験場もあったりします。
併設の牡丹園では越後獅子が1輪だけ。
で、野島公園は、旧伊藤博文金沢別邸だけではなく野球場などもあり、津波などの際の避難場所にもなっているのです。
野島公園駅に戻ると、バスの教習運転の光景を目の当たりにしました
つづく