前回の記事で反映出来なかったですが、JR東日本は一昨日、「リゾートあすなろ」について8月20日に「新青森→蟹田→八戸」のルートでラストランにすると発表しました。秋以降、「ひなび(陽旅)」「SATONO」へ改造されるための準備段階に入ったといえよう。
さて、これからお伝えするのは燕駅の合理化です。燕駅は昭和57年まで新潟交通鉄道線の終点となっており、昨年12月に訪問した時には「みどりの窓口」がありました。しかし、今年に入って合理化の波に否応なく巻き込まれ、燕市の中心駅であるというのが嘘であるかのような姿になってしまいました。訪問日は、2023年4月23日(土)でした。
燕駅へは228Mでアプローチ。対面式ホーム2面2線の構内です。しかし、
このダイヤ改正以降、ワンマン列車の乗車口は先頭車両の後ろ側のドアだけになりましたということは…
窓口が閉鎖されて完全に無人化されたのです
しかし、自動券売機が1台だけ生きていたのです
定期券や特急券などは燕三条駅の「話せる指定席券売機」で買えと掲示されてました
では待合室の中へ。18人分座れるベンチがありますが、パンフがなくなってますね。
それに加えて無人化に伴い、エアコンの運用も停止されてしまったのです
それでは駅舎撮影。昭和43年3月26日築の国鉄後期型の駅舎のままとなってますが、改札外トイレが廃止されてました
前回訪問時には気付かなかったですが、壁面にUのマークが付いていたのです。
折角なので周辺散策。とある民家では、早くもツツジが咲いてました。
県道161号を西に3分ほど進むと、燕市サービスセンターと燕市水道局がありました。
燕駅の合理化については以上です。3月17日の無人化をもって窓口が廃止されたのみならず待合室のエアコンも廃止されてしまいましたが、自動券売機が生きていたのが何よりでした。トイレについては、改札外のが廃止されたもののトイレットペーパーの備え付けもあるというのが何よりでした。昨年の府屋駅や分水駅や越後堀之内駅といった「悪しき前例」から学んだのでしょう。
話が変わりますが、宇都宮市は昨日、「芳賀・宇都宮LRT」について8月26日に開業を迎えると発表しました。用地取得の遅れ、宇都宮駅東口構内での事故、そして相次ぐケーブル盗難などの障害がありましたが、夏休み明けには間に合わせたといえます。
このところの半導体不足で無記名Suica、PASMOが発行停止になっています。次は、「上信電鉄全駅下車への道・前編」をお伝えします。