新潟県内のリニューアル駅舎の次は、米坂線の新駅舎についてお伝えします。
東日本大震災以降、米坂線では駅舎の改築が相次ぎました。平成24年には南米沢駅、平成26年3月には西米沢駅、羽前小松駅と改築されました。今回は、羽前小松駅についてお伝えします。
羽前小松駅は一体どんな駅か。羽前小松駅は、米沢駅から坂町方面に数えて5つ目の駅で、川西町の中心駅です。先代は、開業時からと思われるグリーンの木造駅舎でした。西に1.5kmの所にダリア園があります。
それでは、羽前小松駅について見てみましょう。取材日は、2015年11月8日(日)でした。
まずは駅舎から。以前と同様に三角屋根のファサードの木造駅舎ですが、茶系に変わっており格子が設けられるなど、「和」のテイストになっています。財産標は「平成26年3月25日」です。
駅前の様子。ちょっとしたミニ庭園が形成され、紅葉真っ盛りでした。「ようこそダリアの町 川西町」。
では駅舎の中へ。委託駅ながら窓口があり、営業時間は平日の場合が7:45~19:00、土休日の場合が8:45~16:30です。但し、第2、第4日曜は完全無人駅です。窓口が営業してない時間帯は待合室に入ることすら出来ません!
時刻表を。上り、下りとも其々11本ずつです。「快速べにばな」が1往復ですが、いずれも米坂線内は各駅停車です。
トイレはどこかというと、米沢方にある「パオ」のような建物です。旧駅舎の時代から建っていたに違いありません。
折角なので構内へ。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。上りの「快速べにばな」と絡めてみました。かつては「普通駅」で、坂町方に引き込み線があります。
羽前小松駅の模様は以上です。委託駅とはいえ、窓口営業時間外に待合室に入ることすら出来なくなるのは、山田線の上米内駅と磐越西線の三川駅と同じ手法です。その極端な例は大村線の諏訪駅で、平成25年3月16日に無人化されたのに伴って、待合室が完全にクローズされたのです。
米坂線の改築駅舎で未撮影なのが南米沢駅と西米沢駅です。いつ訪問出来るかは未定です。何せ米坂線がこの本数なので、仮に実行するとなれば駅間徒歩になりそうです。
これは今年最後の記事となります。来年も「クハ481-103の駅巡り旅のページ」を宜しくお願いします。
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