四国旅行の途中ですが、ここでひとつ緊急レポートです。
2010年2月3日~6日にかけて、新潟地方は大雪となり、5日には新潟市で26年ぶりに81cmの積雪を記録しました。これにより、JRをはじめ交通機関がマヒし、13万5000人に影響が出ました(2010年2月6日 朝日新聞)。これより、特に影響が大きかった4~6日の模様をお伝えします。
2010年2月4日(木)。信越線423Mはほぼ定刻どおりに来ましたが、越後石山駅付近のポイント除雪により抑止され、新潟駅に到着したのは8時頃。白新線1625Mには乗り継げましたが、こんどは東新潟~大形での除雪作業により新潟駅を発車したのは9時近く。結局、会社に着いたのは9時半でした。
問題だったのは仕事を終えて帰る時。17時10分頃に大形駅に着きましたが、12分発の942Mは運休。35分発の1658Mに乗ることになるのですが、これがとんでもない遅れで、「いなほ9号」が新発田駅に到着した後に、新発田駅を発車したというもの。結局、列車に乗れたのは18時34分でした。それだったらバスで帰ればといいますが、新潟市内のバスが8路線運休し、「大形駅前」を通るバスも対象に入っていたので、これしか手段がありませんでした。
白新線1658M(115系L5編成)は、18時42分頃に新潟駅に到着。この状況なので、そのまま55分発の信越本線454Mで帰りました。ちなみに、「北越」は終日運休でした。また、新潟空港発着便も全て欠航。
2010年2月5日(金)。前夜から雪が激しく降り積もり、家の前はヤバいことになっていました。この日も出勤なので、信越線423Mに乗るべく新津駅に向かいました。7時に到着すると、磐越西線が運転見合わせで、6時16分に発車するはずの羽越線823Dが出発しました。ほどなくして、定刻6時35分発の信越線421M(E127系V7編成+V4編成+V12編成)に乗りましたが、ほどなくして「只今、越後石山駅付近で除雪作業を行ないます。作業が終わるのは10時頃を見込んでおります。この列車は、除雪作業終了後発車出来る見込みです。」とのアナウンスが。見事に通勤時間帯を直撃する形に。さすがに私も休ませてもらいました。このことは社会人になって初めてです。
改札前で運転状況を見る人々(11時45分頃)。結局、信越本線、磐越西線、白新線、越後線は、除雪作業のため20時過ぎまで運転見合わせでした(弥彦線は終日)。「北越」は1号&2号(直江津~金沢)のみで、「いなほ」は終日運休。ちなみに、新潟空港発着便は夕方まで欠航。
2010年2月6日(土)。相変わらず雪が積もっていましたが、今度は強風も吹き荒れていました。10時半近くに新津駅に行ってみると、上越線(水上以北)が終日運休で、信越線が大幅な遅れで運転されていました。1時間半遅れの信越線431Mに乗車しましたが、荻川~亀田間が猛烈な地吹雪。
431Mに運用された115系L3編成。新潟駅は凄い雪になっていました。
信越線、越後線、白新線ともまともに動いておらず、電光掲示板も取りあえず発車できるものしか出ていません(この時間帯は信越線2532Mのみ)。白新線は新潟~豊栄間の折り返し運転だったそうです。
優等列車(「くびき野」「きらきらうえつ」を含む)は全て運休でした。ちなみに、新潟空港発着便は全便欠航でした。
7日(日)は強い冬型の気圧配置が緩んできましたが、除雪作業のため白新線は午前中一杯運転見合せでした。
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