武蔵野線駅巡りの途中ですが、12月21日に来春のダイヤ改正の概要が発表されましたのでお伝えします。
まずは西日本からですが、現在183系で運転している「こうのとり」「きのさき」「まいづる」「はしだて」は381系に置き換えとなり、かつての「雷鳥」の系譜の車両が一掃されます。また、アーバンネットワークの増強が進む一方、広島支社管内の地方路線では列車の削減が引き続き行なわれます。
次に東海ですが、313系の増備が進み、117系電車が定期運用から撤退となります。117系電車はイベント用の「そよ風トレイン117」のみとなります。
さて、東日本です。湘南新宿ラインについては、この改正から全列車が浦和駅に停車し、都心や横浜方面への利便性が向上します。
続いて、常磐線ですが、「スーパーひたち」「フレッシュひたち」は今改正でE657系に統一されます。これに伴って651系が淘汰され、E653系は「いなほ」に転用されます。多少の改造が必要なので、E653系「いなほ」のデビューはもうしばらく後と思われます。来年は、485系「いなほ」の模様を随時お伝えする予定です。
で、今改正の最大の目玉は新幹線です。この改正でE6系による「スーパーこまち」が4往復だけ走り始め、E5系と併結して300km/h運転を始めます。「はやぶさ」の320km/h運転が始まります。また、E5系が23編成まで揃い、新青森発着の「はやて」「はやぶさ」は全てE5系となり、東京駅を発着する東北新幹線のおよそ4割がE5系となります。
上越新幹線では、愛称が方面別に分けられ、越後湯沢発着が「たにがわ」、新潟発着が「とき」となります。この記事の最大のテーマですが、「とき」は全てE2系となり、東北・上越新幹線の開業時から走ってきた200系が定期運用から撤退します。開業当初は12連、ビュフェ付きのE編成で登場しました。その後は8連、16連のバージョンが登場しましたが、現在は更新車の10連(K編成)のみの運転となっています。昨年11月に200系が東北新幹線から撤退したときからK編成の淘汰が急速に始まり、来年1月26日にも「とき」「たにがわ」にE2系が投入される予定です。詳しくは、「風雲急を告げる上越新幹線 第5回」、「風雲急を告げる上越新幹線 第6回」でお伝えする予定です。最終的には、開業時のカラーをまとったK47編成が細々とイベント輸送に従事するのみとなります。
では、最近の東京駅での新幹線の模様を御覧下さい。撮影日は、2012年12月16日でした。
「やまびこ156号」と「なすの269号」の並び。E2系並びですが、来春以降は上越新幹線でも普通に見られるでしょう。ちなみに、右の編成はJ2編成です。
「なすの269号」が発車し、「とき342号」がやってきました。右の編成はK42編成です。上越新幹線の新旧交代を象徴する光景です。
ダイヤ改正の模様は以上です。200系のゴツゴツした加速と車内を味わえるのは今のうちです。「とき347号」あたりがお勧めです。「こうのとり」「いなほ」の動向も見逃せません。
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