森岳駅から15時ちょうど発の654M(701系N101編成+N14編成)に乗車。6分くらい遅れていました。
6分遅れの15時12分に鹿渡駅に到着。退避する列車はないですが、2面3線に側線1本の構内です。尚、この駅を境に、東能代方は複線、秋田方は単線となります。
跨線橋を渡って1番線に行くと、女性の委託駅員がお出迎え。駅舎に入ると窓口があり、営業時間は6:50~18:00です。中は開放的です。
それでは駅舎撮影。平成7年9月築の、「青春館」という3階建ての合築駅舎です。トイレは右端にあります。
待合室とトイレとの間には「ヤッピースペース」。円形テーブルがあり調理場もありますが、利用時間は9:00~21:00で、火曜は休みです。ここで見取り図を描きました。
駅舎の南方には「パレス琴丘」。その入口には「縄文の輝き」というモニュメントがあり、平成7年3月に建立されました。
で、「青春館」の最上階に上がってみました。八郎潟の東部承水路まで伸びる住宅地が手にとるように。雲と光の絶妙なグラデーションです。
それでは周辺散策。駅前には農業倉庫があり、JAの施設もあります。前回も出てきましたけど、奥羽本線の町の中心駅には農業倉庫が必ずあるものです。
3分ほど歩くと、三種町琴丘総合支所に到着。典型的な役場建築です。「三種町」の由来は3つの農産物に由来すると考えられます。1つは旧八竜町のメロンだとわかりますが、あと2つは何だろう。米とじゅんさいかな。平成の大合併とは対等合併の場合、妥協の産物になりがちですね。前回の記事でも見た通り、八竜町と山本町、琴丘町の3つの自治体を一緒にしたとわかります。
跨線橋を渡って東口に出ると、小さな一戸建ての住宅が立ち並ぶ一帯に出ました。県営住宅かな。
少し歩くと、丸太が多く立ち並ぶ一帯に出ました。近くに木工所があります。遠くにある秋田自動車道を眺めると、何だか複雑な気持ちになってきました。
鹿渡駅には30分しか滞在できず、定刻にやってきた15時43分発の1671M(701系N9編成)に乗車してこの旅最後の下車駅を目指しました。
つづく
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