何をもって完治というのか、中々難しいようです。
術前の痛み等が無くなれば、それをもって完治というのか、後遺症などがなく、術前と同じ生活、行動出来れば、完治したというのか、それぞれその人の判断によるところが多いのではないでしょうか?
僕の場合は、術前と同様の生活・行動が出来て、初めて完治したと思いたいのですが・・・・
現状では、まだ完治とは中々言えません。
去る5日、予約診察を受けてきました。
レントゲン(4方向)と問診です。
レントゲンの結果は、問題はないようです。
つまり、前回(6月10日)のレントゲンと比べ位置ずれなどもなく、ほぼ骨とスクリュウネジと密着していると医者は判断したようです。
ただ、前回も述べたように、20~30分も歩けば、足腰が重たくなり鈍痛が走り、歩けません。
少し、休めば、また歩けるのですが、歩幅もせまく、スピードも遅く、普通に歩けるとは言えません。
最近の作品から
”清荒神さん” 水彩画 F8号
座って、立ち上がる時、腰が重く立ちあがるのには、支えが必要です。
特に、朝 起きた時に立ちあがるのに一苦労します。
靴下や下着、ズボンを穿くのにも椅子に座ってしなくてはなりません。
洗顔するにも、腰を十分にかがめません。
そこで、前回に書いたように、これら一連の問題点は、手術前の症状残存なのか、それとも術後の血種による下肢麻痺か、または神経除圧操作に伴う一時的な下肢筋力の低下か、医師に聞いてみました。
最近の作品から
”伊根の舟屋” 水彩画 F8号
「考えられる一番の問題は、筋力の低下でしょう、なお血種による麻痺もまだ幾分か残っており、それは徐々に解消するものと思われます」 とのことでした。
「以前より(たとえば1カ月前)に比べて、少しでも出来るようになれば、それで回復が進んでいると考え、痛みが増すようであれば、予約なしでも通院してください」 とのことでした。
今出来ていない日常生活の不便さを解消してゆくために、痛みをある程度我慢して、無理をしない範囲で挑戦してゆく以外になさそうです。