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これからの新幹線と今・・・-その2 北陸新幹線-

2014年08月24日 18時39分24秒 | 鉄道のよもやま話

2015年春に北陸新幹線(長野駅ー上越妙高駅ー金沢駅)が延伸され、開業されます。
この沿線、地域にどれだけの経済効果と人の流れが変わり、どのような影響をもたらすのでしょうか?

東京中心の鉄道網が一層堅固なものとなり、金沢と東京圏内との結びつきが、今までの大阪経由のビジネス上のつながりが東京圏内にシフトする可能性が出てきました。

つまり、北陸新幹線の延伸により、大阪・名古屋からの流入が中心だった金沢への移動に東京圏内からの移動が加わります。

今、東京ー金沢間の所要時間が4時間弱だったものが開業後は約2時間30分にまで短縮され、金沢からの移動時間が東京圏内へも大阪圏内へもほぼ同じ所要時間になります。

金沢から、どの三大都市(東京、大阪、名古屋)へも2時間30分ほどで到達出来るので、この点金沢発展が大いに期待出来ると思われます。

ただ、金沢を中心とする在来線利用客は、金銭負担が増える恐れがあります。
特に通学定期の値上げは、学生を持つ家庭にとって負担大となります。

 

JR各社は、1997年以降、新幹線を開業した際、開業後に並行する在来線を分離出来るようになり、赤字が見込まれる並行在来線が沿線自治体の出資する第3セクターに経営移管される事例が増えました。

北陸新幹線延伸では、並行在来線のうち、4区間が第3セクターに移管されます。
1、しなの鉄道・・・・・長野駅~妙高高原駅(37.3Km)
2、えちごトキめき鉄道・・・・・直江津駅~市振駅(97Km)
3、あいの風とやま鉄道・・・・・市振駅~倶利伽羅駅(100.1Km)
4、IRいしかわ鉄道・・・・・倶利伽羅駅~金沢駅(17.8Km)

      第3セクター 各社のロゴマーク            

       

  しなの鉄道        あいの風とやま鉄道     IRいしかわ鉄道     えちごトキめき鉄道