少し遅くなりましたが、鉄道友の会は、今年の春に毎年恒例の「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」が発表されていました。
「ブルーリボン賞」は、近畿日本鉄道50000系 「しまかぜ」。
「 しまかぜ 」
「ローレル賞」は、JR東日本E6系 秋田新幹線「こまち」 と 福井鉄道 F1000形 「FUKURAMU」。
JR東日本E6系 「 こまち 」
ブルーリボン賞とは、前年に新たに営業運転を開始した鉄道車両の中から鉄道友の会会員の投票によって選定されます。
一方 ローレル賞は、ブルーリボン賞候補車両から、ブルーリボン賞に選ばれなかった車両から技術面や先進性に優れた車両をブルーリボン賞選考委員会が選定されるようです。
つまり、ブルーリボン賞は、外観、デザインなどが重視され、一般的に人気のある車両が選ばれるのに対して、ローレル賞は、技術面を重視し先進性のある車両が選ばれるということでしょうか・・・・
今年のブルーリボン賞の「しまかぜ」は、伊勢神宮式年遷宮に合わせて観光用に特化して開発され、大型ガラス6枚による多面的デザインが評判を呼んでいます。
ローレル賞の「こまち」は、秋田新幹線E3系の後継として2013年3月にデビューしました。
最高時速が300Kmから320Kmとなり、世界の高速鉄道の仲間入りをし、高速性能と環境性の向上し、E5系との併結しての運転実現を評価されたようです。
福井鉄道 F1000形 「FUKURAMU 」
また、同じローレル賞受賞の福井鉄道F1000形は、2013年3月31日から運転開始した低床式車両で愛称は「FUKUI」 と 「TRAM」の造語「FUKURAMU(ふくらむ)」で、国内の低床式車両では最大車体幅(2.6m)を採用した。
そこで「直通運用するための必要輸送力・車内設備・利便性を向上し、大型車両のような輸送力を持つ」として評価されての受賞となったようです。
鉄道友の会 HP 昨年以前の受賞内容がご覧いただけます。
http://www.jrc.gr.jp/award/bl/index.htm