今日、3月5日は”啓蟄”・・・冬に地面に籠った虫が再び地上に姿を表す頃となりました。
暦でも、実際の気温でもいよいよ春本番が近づいてきました。
昨日、梅を求めて伊丹の緑が丘公園にある梅林を見てきました。
満開とまでは言えませんが、多くの梅の木には、ピンクや白の花をつけていました。
梅は桜と違って、咲くのも、散るのも、ゆっくりです。
花言葉は、高潔、上品、忍耐、忠実、独立などがあります。
”梅が咲いたか・・・”
これは、うれしさや待ち遠しさのインパクトの大きさを表現されたものとして、この時分どころか、正月を過ぎた頃から口にされています。
中国が原産で、日本には奈良時代の遣隋使が持ち帰り、万葉集では白梅が、平安時代になると紅梅がもてはやされたようです。
江戸時代になると各藩が非常食として梅干しを造ることを奨励したため、梅林は全国で見られるようになりました。
「梅雨」の名の由来は梅の実になるころに雨が多かったからとされています。
別名は、「好文木 (こうぶんぼく)」 「木の花 (このはな)」 「春告草 (はるつげぐさ)」
「風待草 (かぜまちぐさ)」 「初名草 (はつなぐさ)」 ・・・・・
なぜか、草と呼ばれています。 さて 梅は、木なのでしょうか? 草なのでしょうか?
「桃栗 3年、 柿 8年、 梅は酸い酸い13年、 柚子は大バカの18年、 林檎はニコニコ25年」
実を結ぶ時期のことですが、何事も時期が来なくては出来ない例えを言います。
梅は16年と記載されているものもあります。
伊丹市 緑が丘公園のサイトは、下記をご覧ください。
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