多くの人の挨拶が、「今年の夏は、殊の外暑いですね」と言われています。
果たして、どのくらい今年の夏は暑いのでしょうか・・・
2021年 2022年 2023年
最高気温月平均 7月 32.24 32.56 33.71
年平均月気温 31.81 31.81 31.81
最高気温月平均 8月 32.29 33.65 35.22
年平均月気温 33.57 33.57 33.57
(上記は大阪の場合で、データーは個人的に集めたもので実際とは異なるかも知れません)
上記のデータを見る限り、確かに7月も8月も2021年に比べて段々気温が高くなっています。
では、9月以降もこの暑さは続くのでしょうか。
暑さを感じるのは、気温だけではなく、湿度も大きな要素を含んでいます。
過去には”不快指数”という数値がよく使われていたのですが、最近は”暑さ指数”という数値が言われています。 どう違うのでしょうか・・・
暑さ指数は熱中症を予防することでを目的としてアメリカで提案された指標です。
単位は気温と同じ摂氏度ですが、気温とは異なります。
温度の高い場所では汗が蒸発しにくいので身体から熱を放出する能力が減少してしまう、つまり熱中症になりやすくなります。
"暑さ指数"は気温、湿度そして輻射熱の数値です。
注意 25未満、警戒25~28, 厳重警戒28~31、31以上は危険と区分されています。
8月30日15時現在の”暑さ指数は、神戸 28.1 大阪 27.7 大阪枚方 29.2
”環境省熱中症予防情報サイト” より
今年はなぜこんなに暑いのかついての要因についてはーその1ーでのべました。
これが、毎年このように暑さが更新されてゆくのかが心配です。
気象庁の発表では、今年の夏は、過去126年で最も暑い夏だそうです。
7/16~8/23 まで全国の915ある観測点のうち106地点でこれまでの最高気温を更新し、全国的に平年と比べて1.76度高く、これまで統計上最も高かった2010年の1.08度を上回りました。
特に高かったのは北海道、東北の7道県ですべての県庁所在地で8月の平均気温が観測史上1位を記録しました。
”東洋経済”によれば、ある専門家は、、CO2濃度が上がり続けているため、世界の平均気温は、今年と来年については、結構高くなる可能性があるとの見方を示しています。
その理由として、現在発達中のエルニーニョ現象は通常12月に最大化し、それに遅れて地球全体の平均気温上昇が最大に達するためだそうです。
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