今日9月11日は、総選挙の投票日です。
今回の選挙は、今までになく関心が高く、近くの投票場には、今までの選挙より多くの人が列をなしていました。
総選挙とは、衆議院議員の場合のみに使われます。参議院の選挙は、普通選挙と呼ぶそうです。
日本の選挙制度は、1993年6月18日に宮沢内閣不信任案が可決され、解散、総選挙の結果同年8月9日に細川内閣が成立し、自民一党の55年体制が崩壊したことを受けて、小選挙区比例代表並立制が制定され、この制度で始めての選挙が1996年に実施されました。その後2000年、2003年、今回2005年で4回目となります。
この制度は、もう一つ分かりにくいところがあります。
小選挙区での候補者への投票と、ブロック別に各党派別に投票する比例代表制が並立して行われます。
これは、世界でも例がありません。
ここで分からないのが、小選挙区で立候補して、落選しても比例区で当選すると言うことです。
これは、小選挙区では、一人しか当選しませんので、2位以下に投票した人の民意が反映されないということで、各ブロックの比例区で政党別に立候補して、その政党の名簿順位を決め、投票数を1から順に整数で割り、商の大きい順番に各ブロックの定数まで割り振ります。(ドント式)その人数の範囲内で順位が決められて、この範囲の人が当選となります。
同一順位の候補者が全員当選出来ない場合は、候補者が小選挙区で取った票を当選者の票で割った数で優劣をつけ、この計算が惜敗率で、当選者に近い票を獲得した候補ほど惜敗率が1に近くなり優先順位があがるという仕組みです。
落選者得票数 / 同区当選者の獲得数×100=惜敗率
それでも小選挙区で有効投票総数の10%未満の候補者は、落選となります。
以前は、中選挙区制で、一地区で複数当選することで得票の少ない人でも、定数内であれば当選しました。もっと前は大選挙区制の時代もありましたが、選挙改革の名の下に時代と共に変化してきていますが、どれも一長一短で、一番良いとすることは、難しいようです。
今回の選挙は、今までになく関心が高く、近くの投票場には、今までの選挙より多くの人が列をなしていました。
総選挙とは、衆議院議員の場合のみに使われます。参議院の選挙は、普通選挙と呼ぶそうです。
日本の選挙制度は、1993年6月18日に宮沢内閣不信任案が可決され、解散、総選挙の結果同年8月9日に細川内閣が成立し、自民一党の55年体制が崩壊したことを受けて、小選挙区比例代表並立制が制定され、この制度で始めての選挙が1996年に実施されました。その後2000年、2003年、今回2005年で4回目となります。
この制度は、もう一つ分かりにくいところがあります。
小選挙区での候補者への投票と、ブロック別に各党派別に投票する比例代表制が並立して行われます。
これは、世界でも例がありません。
ここで分からないのが、小選挙区で立候補して、落選しても比例区で当選すると言うことです。
これは、小選挙区では、一人しか当選しませんので、2位以下に投票した人の民意が反映されないということで、各ブロックの比例区で政党別に立候補して、その政党の名簿順位を決め、投票数を1から順に整数で割り、商の大きい順番に各ブロックの定数まで割り振ります。(ドント式)その人数の範囲内で順位が決められて、この範囲の人が当選となります。
同一順位の候補者が全員当選出来ない場合は、候補者が小選挙区で取った票を当選者の票で割った数で優劣をつけ、この計算が惜敗率で、当選者に近い票を獲得した候補ほど惜敗率が1に近くなり優先順位があがるという仕組みです。
落選者得票数 / 同区当選者の獲得数×100=惜敗率
それでも小選挙区で有効投票総数の10%未満の候補者は、落選となります。
以前は、中選挙区制で、一地区で複数当選することで得票の少ない人でも、定数内であれば当選しました。もっと前は大選挙区制の時代もありましたが、選挙改革の名の下に時代と共に変化してきていますが、どれも一長一短で、一番良いとすることは、難しいようです。
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