高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

芝の根切り

2016年05月19日 | 季節の話題や身近な出来事など
 今朝は1℃まで下がって、全国の観測地点で3番目に低い気温。3日連続で、朝の冷え込みが続いています。さて、今週は、ゴルフ場での仕事が忙しく、珍しいことに2日続けて残業でした。その理由は、グリーンの根切り作業を行ったからです。芝は成長すると、伸びた根が地中で絡み合って生育が悪くなるため、グリーンに穴を開けることによって、根を切りほぐす必要があるのです。


↑根切り作業は、春と秋に2回するだけなので、メインの機械はレンタルします。


↑まずは、プロコアという機械を使って、グリーンの中から芝のコア(=芯)を抜き取ります。


↑抜き取られたコアが、グリーン上に散らばっていきます。


↑芯状に掘り上げられた、たくさんの芝。


↑30分ほどで、真っ青なグリーンが、茶色いコアに覆われます。


↑昨日と今日は、仕事日和。


↑2日続けて、北アルプスも見えました。


↑掘り上げた芝は、このスイーパーという機械を使って、片付けます。コアが
たまる格納庫は、レバー1本で、後方に持ち上がるようにできています。


↑グリーンの上を行ったり来たりしながら、コアをきれいにしていきます。


↑後方に持ち上げた格納庫の後端を開いて、拾い集めたコアを、
軽ダンプの荷台に下ろせるようになっているので、とても便利。


↑コアを片付けると、グリーン上に開いた、たくさんの穴が見えます。


↑続いて、グリーン上に目砂をして…


↑ブラシをかけて、砂を穴に擦り込みます。


↑肥料を撒いて散水すれば、グリーンの根切り作業が終了しますが、ゴルフ場には、
18ホール+練習グリーン=19ヶ所のグリーンがあります。しかも、この一連の作業を、
プレーするお客さんの合間を縫いながら、6人だけでやるので、結構、ハードでした。


↑ゴルフ場の芝の上で、フデリンドウが咲き始めています。
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