7月末から始めた私のバイトは大和市環境管理センターの収集業務課での仕事で、要するに家庭ごみの収集作業です。このくそ暑い中、収集車の後ろについて回って各家庭の玄関先などに出されている生ごみ、燃えるゴミを収集車に投げ入れていきます。
1日にセンターと曜日ごとに決められた担当地区を午前2回と午後2回往復します。歩く距離は1日で概ね10km前後になります。
班は4つあってそれぞれの班に収集車は4台、計16台が稼働しています。
で面白いことにこの4つの班の内2つの班は無理せず歩いて収集するのですが、あとの2つの班はどう言う訳か走って収集するのです。一人が走って先回りして数軒分のゴミを一か所にまとめ、もう一人が車と一緒に走って回り纏まったゴミを収集車に素早く投げ入れていくんです。集合住宅ではそんな必要はないのですが、戸建ての住宅街ではとにかく走るんです。走った方が時間的には早く収集できてセンターに戻ってから次の出発までの休憩時間が少し長くなるだけの話なんですが、収集にはどう言う訳かこの二通りのやり方があるのです。
同じ作業のバイトで年末年始の10日間と言うのもあって、私は去年と今年の冬にこのバイトを2回経験しています。その時は2回ともバイトが4人いて各班に1人ずつ配属されました。私は2回とも走る班に配属されていましてこのバイトはとにかく走って収集するものだとばかり思っていたのです。それに冬の間は走っての作業でも丁度トレーニングの一環だと思えて楽しくやっていたんです。それにセンター内には簡易的ですがトレーニングジムもあるし仕事終わりに隣の引地台公園内でランニングしてから帰宅する、なんてことも出来て私にとっては最高のアルバイトだったんです。
で、今年の夏もトレーニングがてら頑張ってみようと思い応募しました。夏は今年が初体験です。
そしてバイトが4人いれば良かったのですが、今年は採用できたのが残念ながら3人だったそうです。1班に1人ということが出来ないため、バイトの3人がローテーションで各班を回っていくことになりました。
各班を回ってみて分かったのが前述の班によっては走っての収集と歩いての収集という2つの方法を採っているということでした。しかしこれが問題なんです。歩いての収集は時間が多少掛かりますがとっても楽です。暑くても何とかなります。一方この酷暑の中を走って回ると物凄い量の汗が出て、水分を取った分全部また出てきます。汗っかきな私は全身ビショビショで何度か着替えが必要なくらいです。
今夏初めてこの仕事に来た66歳の男性は5日間やってそのあまりの過酷さに耐えられず昨日で辞めました。運動していない人がこのくそ暑い中走ったらへたすると倒れます。
私は走るものだとばかり思っていてトレーニングのつもりでいたので良いのですが、しかし一度歩いて回る楽さ加減を知ってしまったら走る班の日は天国から地獄を味わうことになりました。
なので今後は走る班の日の早朝トレーニングは止めることにしました。へたすると作業中倒れるかもしれません。明日はその走る班での作業です。(笑)
1人辞めたのですが、新たにバイト1人が採用されて3日から勤務してくれるそうです。どうか若い人で運動していてこの夏の酷暑に耐えられる人であって欲しいです。