第79章 天道はつねに善人に与(くみ)す
天道のはたらきは、あたかも弓に弦を張る動作に似ている。弓に弦を張るには、上端を引き下げ、
いったん大きな恨みを結んでしまえば、どんなに和解しようと努めても、完全に和解できるもので
はない。はじめから恨みを結ばぬにこしたことはない。
聖人は、たとい相手を責める有利な立場にいたとしても、人を責めようとはしないものだ。徳ある
者は、たとい人を責める権利を握っている場合にも、その権利を行使することがない。厳しく人を
責めるのは徳のない連中だけがすることだ。天道にはえこひいきがない。つねに徳ある者にさいわ
いするのである。
<相手を責める有利な立場〉 原文は「左契(けい)を執る」。「契」とは目印を刻んだ割り符。
約を結ぶ原にはこれをふたつに割り、それぞれ一方を所持して約束の証とした。「契約」「契合」
などのことぱは、ここから出ている。
左契、右契のいずれが債権を示し、いずれが債務を示すかという点については、いろいろ論議もあ
るようだが、一定のきまりはなかったのが実態らしい。
〈厳しく責める〉原文は「徹を司る」。「徹」とは月代の税法の一種といわれる。直訳すれば「税
務署のようなやりかた」という意味。
第80章 わが桃源郷
国は小さく、人口は少ない。たとい人並すぐれた人材がいようとも、腕をふるう余地すらない。住
民はすべて生命を大切にして、遠くへ足を伸ばさない。舟にも車にも乗る必要がないし、武器も使
い道がない。文字を書いたり読んだりするこざかしさを忘れて、ひたすら現在のままの衣食住に満
足し、生活を楽しんでいる。手の届きそうなすぐ隣の国とも、絶えて往来しない。これが、わたし
の理想郷である。
〈人並すぐれた人材〉原文は「什伯之器」。各種の便利な器具類(王弼:おうひつ)、十人頭、百
人頭となり得る才人(蘇轍)、兵器(兪樾:ゆえつ)など、解釈は多様にわかれている。
〈文字を……忘れて〉 原文は「縄を結ぴてこれを用いしむ」。【文字の使用される以前の時代で
は、縄にいろいろの結び目を作って記億のたすけとするのが、世界共通の現象であった。「約を結
ぶ」ということばも、この習慣から生じたものである(約とは、もともと結び目の意味)。
小国寡民 ここに現われた理想郷を、太古の部落国家の姿にほかならぬとし、老子を復古主義者と
見なす論者もある。だがこの章は、一種の象徴的表現ととることも可能であろう。たとえば陶淵明
は、この章を下敷きにして、桃源郷という成語で有名な「桃花源の記」を書いた。あらすじはこう
である。
晋の太元年問、武陵の漁師が、谷川を題って行くと、世の常ならず美しい桃花の林に出合った。不
思議に思って林の奥をつきとめようと進んで行くと、洞穴がある。洞穴は非常に狭かったが、どう
にかくぐって行くと、突然視界がひらけた。見ると、田畑はみごとに手入れされ、家はきちんと立
ち並んでいる。鶏や犬の鳴き声がのどかに聞こえる申を、往来する村人の服装は、見たこともない
種類のものだ。そして老人から子供に至るまで、じつにのぴのびと心楽しげである。村人は漁師を
歓待した。驚いたととに、村人たちは漢も魏も晋も知らない。先祖の時に奉の戦乱を避けてこの地
に往み、それきり外部との往来を絶ってしまったのだという。漁師は、もてなされるままに数日を
心楽しく村に過ごした。漁師が武陵に帰った後、話を聞いてこの村を訪ねようとする者が出たが、
ついに誰もたずね当てることはできなかったという。
長汀に一川注ぐ鰯雲 定梶じょう
Iwashigumo is flowing in the long beach like a river.
※ Iwashigumo(=Mackerel sky):日本では鰯、英語圏では鯖というから面白い。
【エネルギー通貨制時代 19】
”Anytime, anywhere ¥1/kWh Era”
Nov.8, 2018
● 低コスト、コンパクト、軽量のバッテリの寿命を延ばすⅡ
11月8日 マサチューセッツ工科大学の研究グループは、安価でコンパクトで軽量の電気自動車用レンジ・
エクステンダーの金属空気電池を掲載したが、残件の関連する国際特許を下記に記載した。
☑ WO2017176390A1 Corrosion mitigation in metal-air batteries:
金属空気電池の腐食緩和
【概要】
アルミニウム空気(Al-air)電池のような金属空気電池は、比較的高いパックレベルの重量エネルギ
ー密度を有するなどの有利な特性のために、電池電気自動車(BEV)他の電池(例えば、1キログ
ラムあたり約450ワット時間またはWh kg -1以上)と比較して、相対的な豊富さ、リサイクル可
能性、このような電池に使用することができる金属の低重量および低コストを可能にする。しかし、
多くの金属空気電池は、開回路陽極腐食の影響を受けやすく、金属空気電池が作動停止されたとき
に著しい容量低下を引き起こす可能性がある。例えば、電解質が金属アノード電解液の一部は金属
アノードと接触したままであり、空気に曝されると金属アノードを腐食する可能性がある。
本件の装置、システム、および方法の前述および他の目的、特徴および利点は、添付の図面に示さ
れるようなその特定の実施形態の以下の説明から明らかになる。図面は必ずしも縮尺通りではなく、
ここで説明される装置、システム、および方法の原理を説明することに重点が置かれる。図面にお
いて、同様の参照番号は、対応する要素を識別することができる。
すなわち、金属空気電池における腐食軽減は、金属空気電池のギャップ内の電解液を液体で置換す
ることを含む。 液体は、電解質と実質的に非反応性であり得、金属空気電池のアノードは、電解質
よりも液体と反応しにくい。 ギャップから電解液を移動させると、液体が金属空気電池のギャップ
内に残って、アノードの腐食の可能性を低減し、そのような腐食に起因するバッテリーの電力排出
を低減することができる。電力を発生させるために金属空気電池を作動状態に戻すために、電解液
をギャップに戻して液体を移動させることができる。流体回路は、間隙と流体連通することができ、
間隙内の液体および電解質の一方を、流体回路からの液体および電解質の他方と変位させることが
できる(下図参照)。
図2は、図1の金属空気電池システムの概略図
図3は、第1の動作状態にある図1の金属空気電池システムの概略図
図4は、第2の動作状態にある図1の金属空気電池システムの概略図
図5は、第3の動作状態にある図1の金属空気電池システムの概略図
図9は、金属空気電池システムを動作させる例示的な方法のフローチャー
【特許請求範囲】
- 記載の方法。充電システムであって、電気負荷。そして.前記電気負荷と電気的に接続され
た金属空気電池であって、前記金属空気電池は、金属アノード、前記金属アノードから離間
した空気カソードと、前記金属アノードと前記空気カソードとの間の空間が隙間を画定し、
ポンプと、流動可能な形態の電解質と、液体とを含み、前記液体は、流動可能な形態の電解
質と実質的に非反応性であり、前記金属アノードは、前記ギャップと流体連通する流体回路
と、流動可能な形態の電解質よりも液体であり、作動状態と非作動状態との間で空気極を有
する金属アノードの電気的およびイオン的な通信を制御するように動作可能なスイッチであ
って、前記液体および電解質の流動可能な形態の一方を他方スイッチが活性化状態と非活性
化状態との間で動かされるとき、電解質の液体および流動性形態のうちの1つが移動する。 - 前記電気負荷は、前記金属アノードと前記活性化状態で電気的に連通する前記空気極とを備
えた前記金属空気電池によって再充電可能な電池を含む、請求項1に記載のシステム。 - 車両をさらに備え、前記充電式バッテリは、車両の駆動列に電気的に結合されたリチウムイ
オンバッテリである、請求項2に記載のシステム。 - 金属アノードと、前記空気極と前記金属アノードとの間にギャップを画定するように前記金
属アノードから離間された空気カソードと、そしてこのギャップと流体連通する流体回路で
あって、流動可能な形態の電解質および液体を含み、液体が流動可能な形態の電解質と実質
的に反応しない流体回路であって、金属アノードは、液体は流体回路内で移動可能であり、
流体回路内の流動可能な形態の電解質を移動させる。 - 前記流体回路は、前記流体のうちの1つと、前記流体回路の前記液体および前記流動可能な
形態の他方と、前記間隙内の前記電解質の流動可能な形態とを移動させるように作動可能な
ポンプを含む。 - 前記流体回路および前記ギャップは、前記液体および前記流動可能な形態の前記電解質が前
記ギャップ内で前後に移動するとき、実質的に閉じたシステムを画定する、請求項4~5のいず
れか1項に記載のシステム。 - 前記金属アノードおよび前記空気カソードを収容するハウジングをさらに備え、前記金属ア
ノードと前記空気カソードとの間の前記隙間は、前記ハウジング内に配置される、請求項4
~6のいずれか一項に記載のシステム。 - 前記ハウジングが、水素ガスを透過させることができ、前記液体および前記流動可能な形態
の電解質に対して実質的に不浸透性の膜を含む、請求項7に記載のシステム。 - 前記流体回路は、前記液体および前記流動可能な形態の電解質の一方を保持する第1のリザ
ーバを含み、他方の前記液体および前記流動可能な形態の電解質は、前記電解質の中に配置
されている、請求項4~8のいずれかに記載のシステム。ギャップ。 - 前記第1のリザーバは、水素ガスを透過させることができ、前記液体および前記流動性のあ
る形態の電解質に対して実質的に不浸透性の膜を含む、請求項9に記載のシステム。 - キャリアを含む第2のリザーバをさらに備え、前記第2のリザーバは、前記第2のリザーバ
から前記第1のリザーバに移動可能であり、担体と電解質の流動可能な形態との混合物は、
流動可能な形態の電解質単独よりも大きな流動性を有する。 - 前記担体が水を含み、前記担体および前記電解質の流動可能な形態の混合物が、前記流動可
能な形態の電解質の水溶液である、請求項11に記載のシステム。 - 前記担体がゲルを含む、請求項11~12のいずれかに記載のシステム。
- 前記第1のリザーバと前記第2のリザーバとの間に配置され、前記第2のリザーバから前記
第1のリザーバに前記キャリアを供給するように作動可能な第2のポンプをさらに備える、
請求項11~13のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記第2のリザーバが、空気に対して透過性で前記キャリアに対して実質的に不透過性の膜
を含む、請求項11~14のいずれかに記載のシステム。 - 前記電解質の流動可能な形態は、前記電解質の水溶液を含む、請求項4~15のいずれか1
項に記載のシステム。 - 前記電解質の前記流動可能な形態は、前記電解質を含むゲルを含む、請求項4~16のいず
れか1項に記載のシステム。 - 前記電解質の前記流動可能な形態は、粉末を含む、請求項4~17のいずれかに記載のシス
テム。 - 前記液体は、前記電解質よりも伝導性が低い、請求項4~18のいずれかに記載のシステム。
- 前記液体が油を含む、請求項4~19のいずれかに記載のシステム。
- 前記液体が、鉱油およびシリコーン油の1つまたは複数を含む、請求項20に記載のシステム。
- 前記液体が実質的に非粘性である、請求項4~21のいずれかに記載のシステム。
- 前記液体が、室温で前記電解質と異なる密度を有する、請求項4~222のいずれか1項に
記載のシステム。 - 前記金属アノードがアルミニウムを含む、請求項4~23のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記流動可能な形態の前記電解質が、結晶化した電解質を含む、請求項4~24のいずれか
に記載のシステム。 - 流動可能な形態の電解質の所定の導電率を維持する1つ以上の結晶化装置をさらに含む、請
求項25に記載のシステム。 - 前記電解質が、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムのうちの1つ以上を含む、請求項4
~26のいずれかに記載のシステム。 - リチウムイオン電池をさらに備え、前記金属アノード、前記空気カソード、および前記電解
質は、金属空気電池を形成し、前記金属空気電池は、前記金属空気電池に電気的に結合され
ている、請求項4~27のいずれか1項に記載のシステム。金属空気電池によって生成され
た電力を使用してリチウムイオン電池を充電するためのリチウムイオン電池とを含む。 - 金属空気電池を動作させる方法であって、流体回路から電解質の流動可能な形態を金属空気
電池の金属アノードと空気カソードとの間に画定された間隙に供給し、金属アノードと空気
極との間のギャップに配置された電解質の流動可能な形態で、金属空気電池で電力を発生さ
せるステップと、液体を流体回路からギャップに選択的に移動させるステップと、ギャップ
の中への液体の移動とギャップの流体回路への移動と、電解質の流動可能な形態の存在。 - 前記金属アノードは、前記電解質の流動可能な形態よりも前記液体との反応性が低い、請求
項29に記載の方法。 - 前記液体が、前記流動性形態の前記電解質と実質的に不混和性である、請求項29~30の
いずれかに記載の方法。 - 流動可能な形態の電解質をギャップ内に選択的に移動させて、ギャップ内への電解質の流動
可能な形態の移動がギャップから流体回路へ液体を移動させることをさらに含む、請求項2
9~31のいずれかに記載の方法 - 前記金属空気電池が作動状態にあるとき、前記金属空気電池から電力を生成するために、前
記間隙内に前記電解質の前記流動可能な形態を維持することをさらに含む、請求項29~3
2のいずれか1項に記載の方法。 - 前記金属空気電池が非活性化状態にあるとき、前記ギャップ内に前記液体を維持することを
さらに含む、請求項29~33のいずれか1項に記載の方法。 - 前記流体回路と前記間隙と流体連通するポンプを作動させて、前記流体回路から前記間隙内
に前記液体を選択的に移動させることをさらに含む、請求項29~34のいずれか1項に記
載の方法。 - 前記流体回路と前記間隙と流体連通するポンプを作動させて、前記流体回路から前記間隙へ
前記電解質の前記流動可能な形態を選択的に移動させることをさらに含む、請求項29~3
5のいずれかに記載の方法。 - 前記移動した流動形態の前記電解質を前記間隙から第1のリザーバ内に移動させることをさ
らに含み、前記流体回路が前記第1のリザーバを含む、請求項29~36のいずれか1項に
記載の方法。 - 前記第1のリザーバから前記ギャップに前記電解質の前記流動可能な形態を選択的に移動さ
せることをさらに含む、請求項37に記載の方法。 - 前記第1のリザーバおよび前記間隙と流体連通するポンプを作動させて、前記液体および前
記流動可能な形態の前記電解質のうちの1つを前記第1のリザーバから前記間隙に選択的に
移動させて変位させるステップをさらに含む、請求項37~38のいずれかに記載の方法。
第1のリザーバによって置換された液体と流動可能な形態の電解液のうちの他方の液体と流
動可能な形態の電解液とを含む。 - 前記流動可能な形態の電解質が前記電解質の水溶液を含むように、前記流体回路に水を供給
することをさらに含む、請求項29~39のいずれかに記載の方法。 - 水が、流動可能な形態の電解質を含む第1のリザーバと流体連通する第2のリザーバから供
給される、請求項40に記載の方法。 - 前記液体が、前記流動性形態の電解質よりも伝導性が低い、請求項29~41のいずれかに
記載の方法。 - 前記液体が液体油を含む、請求項29~42のいずれかに記載の方法。
- 前記液体油が、鉱油およびシリコーン油の1つまたは複数を含む、請求項43に記載の方法。
- 前記金属アノードがアルミニウムを含む、請求項29~44のいずれかに記載の方法。
- 前記流動可能な形態の前記電解質が、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムの1つまたは
複数を含む、請求項29~45のいずれか1項に記載の方法。 - 前記金属空気電池で生成された電力を前記リチウムイオン電池を充電するためのリチウムイ
オン電池に供給することをさらに含む、請求項29~46のいずれかに記載の方法。 - 前記流動可能な形態の電解質は、前記電解質の水溶液を含む、請求項29~47のいずれか
に記載の方法。 - 前記流動可能な形態の電解質が、前記電解質を含むゲルを含む、請求項29~48のいずれ
かに記載の方法。 - 流動可能な形態の電解質が粉末を含む、請求項29~49のいずれかに記載の方法。
Dec. 5, 2015
【オールバイオマス事業篇:最新湿式ミリング技術の利用】
湿式ミリング処理技術とは、水中で木材を粉々に粉砕することで、木材の糖化・発酵を可能とする
技術のこと。従来はこれを、メタンガス燃料やバイオエタノールの製造の研究に利用していたが、
湿式ミリング処理した木材に食品用の酵素と酵母を加えたところ、アルコールを醸造できることが
が公表されており、福島第原発事故での放射性セシウムを含む植物バイオマスの処理方法でも実証
実験でその成果が公表されているものであり、このブログでも「オールバイオマスシステム」のな
かで調査研究していたたものだが、得られたアルコールには、木材の種類により、例えばスギ材で
はスギの香りがし、シラカンバ材ではウィスキー樽のような香りがする特徴をもつ。つまり、長期
間の熟成を経ることなく、香りよい酒が造れるかもしれないというもの。当面、この技術で得られ
るアルコールの安全性を慎重に検討し、「樹木原料醸造酒事業」という新しい産業を産み出し、林
業の振興につなげればと期待されている。まず、その技術開発報告を俯瞰。
Jun. 19, 2014
● 木を発酵して香り豊かなアルコール
4月26日、森林研究・整備機構森林総合研究所(以下、森林総研)の成果報告は次のようになる。
木材を原料とした燃料用のアルコール(バイオエタノール)の製造技術は、いくつかの手法がある
が、燃料用アルコールの製造は、効率追求のために原料を熱処理したり薬剤処理することが一般的
このため、生産されるアルコールを燃料用途以外に使用することは困難であった。森林総研で既に
開発していた湿式ミリング処理という技術を応用して、低温(80℃以下)で木材に食品用の酵素
と酵母を加えてアルコール発酵する技術を開発。試験的にスギ材(樹皮を剥いだ幹の部分)を原料
として製造したアルコールにはスギ特有の香りが含まれ、シラカンバ材(樹皮を剥いだ幹の部分)
を原料として製造したアルコールには、甘く熟した香りやウイスキー等で感じる熟成に使用した樽
の香りが含まれることが分かってきました。このことから、木を原料にして製造したアルコールに
は、長期間の熟成を経ずとも原料樹木特有の成分が豊富に含まれる。
Apr. 26, 2018
伐採されたスギ材、および北海道内で伐採されたシラカンバ材の樹皮を除き、チッパーとハンマー
ミルによりそれぞれ粗粉砕→粗粉砕木粉とミネラルウォーターを混合→食品加工用ビーズミルで湿
式ミリング処理→クリーム状スラリー化→食品添加用酵素(セルラーゼ・ヘミセルラーゼ)と酵母
を混合→並行複発酵(木材の繊維(セルロース・ヘミセルロース)が酵素て糖に分解されることと、
酵母で糖のアルコール発酵が同時に行われこと)→遠心分離で上清を回→アルコール度数約2%の
発酵液を生成→発酵液の減圧蒸留法でアルコール度数28~300%の蒸留物を得る(図1参照)。
オールバイオマスシステムも事業化ができそうな段階にきているようだ。これは益々面白くなってきた(元会
員談)。
● 今夜の一曲
『風をみつめて』 唄:コブクロ Music Writete:小淵健太郎
9月8日に結成20周年を迎えるコブクロが、11月7日(水)に通算30枚目となるニューシングル
『風をみつめて』をリリースする。「風をみつめて」は、テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマ
Biz『ハラスメントゲーム』の為に書き下ろした渾身のバラード。