【次世代住宅時代の幕開け】
一般住宅の耐震、外断熱、自家発電、防犯、防火、バリアフリーなどの高機能複
合化、つまりは“スマート”という言葉で括られる次世代型住宅が各メーカら販
売されてきている。その一つが複合材構造を使った耐震・断熱工法(“テクノス
トラクチャー”パナソニック)であり、外断熱・気密構造の住宅(ミサワホーム)
であり、エネルギー+無線通信+電気自動車と繋げ未来を繋げるスマート住宅(
トヨタホーム、セキスイハウス)などだ。ここで、外断熱( External wall in-
sulation)は、建物の断熱層の位置あるいはその工法をいう。主にコンクリート
構造物など熱容量の大きい建物の外側に、断熱層を設け、建物を外気から断熱し
て、建物の蓄熱(冷却)を保持する方式だ(→逆に外周の鉄筋コンクリート躯体の
内側で断熱する工法を内断熱という)。特に、パナソニックの木と鉄の「複合梁」
の断熱と強度を考慮した設計に注目したわけだが実に面白い。後は行政や自治体
などの共同体的側面ということになると考えている。いやはや面白い時代に立ち
会えていることは確かだ。
ランジ 13 下フランジ 2 木質帯板 3 断熱板 4 合成樹脂フィルム
【符号の説明】A 木質複合H形鋼 B 断熱部材 1 H形鋼 11 ウエブ 12 上フ
【符号の説明】1,1':板状木質部材 2,2':角柱状木質部材 3,3',
3":断熱材 4:柱 5:間柱 6:下地材 7:通気層 8:外装材 9:
水平材 10:防風材 11:保持材 A:中間部材 20:胴縁
【セブンスピアズ】
天正11年(1583年)正月、伊勢の滝川一益が挙兵し、関盛信・一政父子が不在
の隙に亀山城などを調略、長島城で秀吉を迎え撃った。秀吉は国府城を4月11日
に落とし、長島城を攻撃するも抵抗頑強により一益らは持ちこたえる。越前・北
ノ庄城にあった柴田勝家、ついに、残雪をかきわけつつ近江に向けて出陣し6月6
日、織田信孝が一益と結び再挙兵、岐阜城下へ進出した。秀吉の軍勢の多くが近
江から離れたのを好機と見た勝家は6月9日、盛政に直ちに大岩山砦を攻撃。大岩
山砦を守っていた中川清秀は耐え切れず陥落、中川は討死、さらに岩崎山に陣取
っていた高山右近を攻撃、右近も支えきれずに退却し、木ノ本の羽柴秀長の陣所
に逃げるが、丹羽長秀が海津への上陸を敢行した事で戦局は一変。桑山重晴の軍
勢が合流し、賤ヶ岳周辺の盛政の軍勢を撃破し間一髪の所で賤ヶ岳砦の確保に成
功する。
大垣城にいた秀吉は大岩山砦等の陣所の落城を知り、直ちに軍を返し両軍は激戦
となる。ところがこの最中、茂山に布陣していた柴田側の前田利家の軍勢が突如
戦線離脱したため柴田側の不破勝光・金森長近の軍勢も退却、佐久間盛政の軍を
撃破した秀吉の軍勢は柴田勝家本隊に殺到、多勢に無勢の状況を支えきれず勝家
の軍勢は総崩れし勝家は敗走する。
なお、秀吉方で功名をあげた兵のうち福島正則、加藤清正、加藤嘉明、脇坂安治、
平野長泰、糟屋武則、片桐且元らは賤ヶ岳の七本槍と呼ばれる。実際に感状を得、
数千石の禄を得たのは桜井佐吉、石川兵助一光も同様である。7人と言うのは語
呂合わせで、一番手柄も大谷吉継、石田三成らの先駆衆と呼ばれる武士達に与え
られている。
合戦の武勇伝として語られる七本槍。これ以外にも、日本槍柱七本とか、小豆坂
七本槍などあるが、賤ヶ岳七本槍以前にも、この近江には姉川の七本槍というも
のもある(「七本槍」)。これは浅井・朝倉軍と織田・徳川軍の間で大規模な戦
闘が展開され、多数の死者が出たという激戦で、地元では「三田村合戦」「野村
合戦」と呼ばれていたものが、徳川時代になってから「姉川合戦」と変えられて
いるが「姉川合戦」の2ヶ月後、浅井・朝倉軍は大津まで遠征し「志賀の陣」を
戦っていることなどからこの戦いは小競り合い程度だったととの見方もある。と
ころで、徳川軍の先陣を切った酒井隊に続いて、小笠原隊が姉川を渡り、朝倉軍
へと突入。その中で渡辺金大夫が合戦も終った夜、信長は金大夫を呼び寄せ、褒
美を手渡たすが、その他の六名の門奈左近右衛門・伊達与兵衛・伏木久内・中山
是非之助・吉原又兵衛・林平六が抗議し、結局、信長は後日この六人にも褒美を
出したといわれこれが先行し広まったとの説がある。
このように七本槍伝説はこの地方から広まったことには違いがないが、長浜は木
之本町の冨田酒造の『七本槍』、特に山田錦40%の袋吊り斗瓶取り(→タンクの
両端に棒を渡し、モロミの入った酒袋をその棒に括りつけて、酒袋から滴り落ち
る雫だけを18リットル瓶に集める手間隙の掛かる方法)大吟醸はメロンの芳香が
あり日本酒の会一押しだという(飲んだ経験なし)。
【イタリア版食いしん坊万歳:仔牛とホウレンソウのカンネローニ】
Cannelloni con vitello e spinaci
具材:小麦粉450g、卵6個、仔牛の肉300g、ホウレンソウまたはフダンソウ400g、
ハム150g、牛乳1/2㍑、バター100g、塩、コショウ、ナッツメッグ、パルメザン
かパダノのおろしチーズ
作り方:仔牛の肉はローストにした残りを使える。または小さく切って大さじ一
杯のバターで炒めて焼き色をつけ、みじんに刻んでおく。ホウレンソウまたはフ
ダンソウも少量の水でゆでて、水気を絞り、みじん切りにする。ハムを細かく切
ってこれら全部を一緒にボールに入れ、卵2個、パルメザンかパダノのおろしチ
ーズ大さじ3杯、ナッツメッグひとつまみ、塩、コショウを加えて,それぞれの
材料がなじむまでかき混ぜ、詰物を作る。
小麦粉と卵4個と塩ひとつまみで卵入り手打ちパスタの練り粉を作る。それを薄
い板状にのばし、10~20cm 四方の四角に切る。できたものを一枚ずつつ、軽く
塩を入れてたっぶりの水を注いで沸騰させた熱湯に通す。湯の表面にパスタが浮
上してきたら、引き上げてすぐに冷水につけ、布巾の上にのせて水気を切る。次
にベシャメルソースを作る準備する。小さな鍋にバター50gを溶かし、小麦粉50g
を炒める。牛乳を少しずつ加え、塩をひとつまみ入れる。
四角いパスタの中央に詰物を筒状に絞り,巻いてカンネローニの形にする。バ
ターをよく塗ったグラタン皿にカンネローニを二段重ねにして並べ、その上にバ
ターの小片をおき、パルメザンかパダノのおろしチーズ、ミートソースをかけ、
最上段にベシャメルソースをかけて、熱したオーブンに入れて焼く。
カンネローニは当然のことながら中に入れるものにより、他にも数えきれない
ほどの調理法が展開する。ここではそのうちの主なものをあげるのにとどめるが、
中身の取り合わせは自由であり、分量に関してもまた自由である。これど、
Libertà milioni di anni!
Viva l'Italia!
と、言うわけで今晩はイタリア風パスタ巻き料理のとっておきをご紹介いたしました。
部屋中ジャスミンの香りがしている。花芽が次々と成長し、もうすぐすると強
烈な香りに包まれそうだ。そのときには匂いに馴れてしまうか閉口して部屋を開
放するか、居間に移すか贅沢な選択に悩みそうである。ひちほんやりやろっぽん
やりでもかまわないけれど、後世のことは別に、大切なことは「半歩踏み出す」
ことやということに間違いないというこっちゃ。
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