本田美奈子さんが、6日急性骨髄性白血病の為、38歳の若さでお亡くなりになりました。
美奈子さんがデビューした頃、アイドル全盛期。
その中でも彼女は小柄でものすごく細い体、なのに当時からかなりの声量をもった
アイドルでした。
「アイドルだけじゃもったいないなぁ~」とTVの前でそう思いながら見てました。
その後、「ミス・サイゴン」の主役オーディションに1万2千人の中から見事
選ばれ華々しくデビュー。
でも、その当時は実力でとったのにも関わらず「アイドルだから優遇されたんだろう」
・・・など、非難めいた記事もありましたね。
そんな彼女、「舞台をみればわかります!」とコメントしてましたね。
その舞台
「ミス・サイゴン」を私は、観にいきました。
私のミュージカルに対する偏見を根底から覆された作品でした。
彼女の演じた主役キムは素晴らしかった!
純粋でひたむきなキムそのものでした。
体の中から炸裂する歌声・情熱。
彼女の華奢な体から出てくるエネルギーを、肌で感じることができました。
あんな体験初めてでした。
演劇で、あんなに泣いたのは人生の中で初めてだったと思います。
この作品がきっかけで、彼女はミュージカルスターの街道を歩んでいきます。
「レ・ミゼラブル」のエポニーヌも、素晴らしかったです。
彼女の伸びのある芯の通った声を、まだまだ聴きたかったです。
「舞台が私の生きる場所」と、美奈子さんは生前そう話しておられたそうです。
私たちに、愛と感動を与えてくれた彼女。
あまりにも早過ぎる彼女の死に、心よりご冥福をお祈り致します。
*「アメイジング・グレイス」視聴できます。→
こちらをクリック!