<12月の鑑賞予定映画>
忙しい合間に根性で?行ってきました。
前回の「WTC」・「デスノート」が重たかったので、軽い作品に手が出ます。(^^)
2006年 アメリカ映画 20世紀FOX配給 (11月18日公開)
[監督]デビッド・フランケル
[原作]ローレン・ワイズバーガー
[衣装]パトリシア・フィールド
[出演]メリル・ストリープ・・・・・・・・ミランダ
アン・ハサウェイ・・・・・・・・アンディ
エミリー・ブラント・・・・・・・・エミリー
<見どころ >
ヴォーグ誌で女性編集長のアシスタントをしていた女性が、実体験をもとに書いた
ベストセラー小説を映画化。
衣装を「セックス・アンド・ザ・シティ」のパトリシア・フィールドが手掛ける。
カリスマ編集長には大女優メリル・ストリープが扮し、貫禄の演技で魅了する。
<あらすじ>
大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークにやって来たアンディ。
オシャレに興味のない彼女が、ヒョンなことから世界中の女性たちが憧れる仕事
一流ファッション誌『RUNWAY』のカリスマ編集長ミランダのアシスタントになる。
しかしその就職先は今まで何人もの犠牲者を出してきた“恐怖のポスト”だった。
ミランダの要求は悪魔的にハイレベル。
朝から晩までなり続ける、携帯電話と横暴な命令の数々。
その上「センス、ゼロ!」とののしられ、アンディはこの業界が
努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる…。
<コメント>
野暮な女性がセンスを磨いて一流のレディになる・・・この手のお話はよくあります。
「プリティ・ウーマン」もそうだし、アン・ハサウェイが出てた
「プリティ・プリンセス」もそうでした。
その作品同様、これも実に見ていて気持ちが良かったです。
ダサ女を演じる、アン・ハサウェイ。 とにかくかわいい!
サイズ6の女がサイズ4の女になる・・・・でも、全然変わっていない。
っていうか、元々細いじゃないですか。現実味にちとかけます。
それより、サイズ6って、日本じゃどのサイズになるの?
とはいうものの、ふつ~の女の子が
↓ ・・・のように激変したいく様は、仰天もの。女ってすごい!
アンディを始め、女性陣のとっかえひっかえのファッションは見ごたえ十分。
タイトルにもなっている「プラダ」をはじめ、「シャネル」「D&G」「バレンティノ」
・・・といった有名ブランドに身をまとう姿は見ていて、目の保養になります。
あ~私も颯爽と着こなしたいわぁ~~。
そして、鬼編集長ミランダを演じたメリル・ストリープは圧巻でした!
「プラダを着た悪魔」=メリル扮するミランダ・・・。
「マディソン郡の橋」のメリル・ストリープが、こんなカッコイイ女性に!
正直驚きました。
鬼なんですけど、言うことはごもっとも。とにかくこのメリルはいいです!
「That's all」 の冷ややかな言い方は、背筋がゾクっとしましたわ~。
アンディの才能を、たぶんダサ女の時から見抜いていたんでしょう。
次々と、無理難題ともいえるシゴキを与えていきます。
そうやって、アンディは立派に成長していきます。
音楽もオシャレでなかなかよかったです。
アンディが大変身して、恋人の前に現れるBGMは、マドンナの「ヴォーグ」。
これが、けっこうマッチしてました。
このほか、U2の曲もかかってまして、NAOさん大満足。(^▽^)
女性陣はキレイどころも多くて見栄えが良かったが、逆に男性陣は冴えません。
恋人もイマイチだし、アンディを誘惑する男も、プヨプヨしてたし。。。。
その中で良かったのが、ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)。
「キミは何もしてない。ただグチを言ってるだけ」
けっこう、考えさせられるセリフでしたよ・・・・・。
パリコレの場面では本人役で、ヴァレンティノ・ガラヴァーニや、スーパーモデルの
ハイディ・クラム、ブリジット・ホールが出演してたのにも驚きでした。
そうそう、忘れてならない先輩エミリー。
自分の仕事への情熱と 責任感を持つOL。
で、後輩にも彼女なりに気を使うところが何となく憎めませんねぇ~。
アンディ、ミランダ、エミリー、それぞれの立場から見ると共感できることが
多々ありました。
個人的には、アンディがナイジェルの一言を聞いて
「自分から自分を変える」・・・ってとこに、共感もてましたね。
これ、なかなか出来ないことです。
見終わった後、「自分で今できることってなにかなぁ~」と考えてしまった1本でした。
女性の方必見!の映画です。
是非、映画館に足を運んで、彼女達から元気をもらってください。
☆ 「プラダを着た悪魔」アメリカ公式HP (日本公式HPよりオシャレです!)
点数:8点 (10点満点)