<12月の鑑賞予定映画>
~コーエン兄弟が豪華キャストを迎えて描く、予測不能なドタバタ劇 ~
マイカルのポイントが溜まったので、行って来ました。
2008年 アメリカ ギャガ・コミュニケーションズ、日活配給 (09.4.24公開)
製作・脚本・監督・編集:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
製作:ティム・ビーバン、エリック・フェルナー
製作総指揮:ロバート・グラフ 音楽:カーター・バーウェル
上映時間:1時間36分(PG-12作品)
出演:ジョージ・クルーニー・・・・・・・ハリー・ファラー (重複不倫中の連邦捜査官)
ブラッド・ピット・・・・・・・・・・・・・チャド・フェルドハイマー (筋肉バカ)
ティルダ・スウィントン・・・・・・・ケイティ・コックス (オズボーンの妻、女医)
ジョン・マルコビッチ・・・・・・・・オズボーン・コックス (元CIA、アル中)
フランシス・マクドーマンド・・・・リンダ・リツキ (チャドの同僚、美容整形マニア)
リチャード・ジェンキンス・・・・・テッド (チャドとリンダの上司、元牧師)
<見どころ>
『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞ほか主要3部門などを受賞した
ジョエル、イーサン・コーエン兄弟が放つクライム・コメディー。
CIAの機密情報が書き込まれた一枚のCD-ROMをめぐり、さまざまな人々が
衝撃の結末へと突き進んでいく。
出演は『オーシャンズ』シリーズのジョージ・クルーニー、
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のブラッド・ピットら。演じる俳優をそれぞれ
想定して書かれたという個性豊かなキャラクターたちと、彼らがたどる運命の
行方に注目。
<あらすじ>
CIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMを、勤務先のフィットネスセンターで
拾ったチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)。
そのころ、元CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は、
機密情報の紛失にうろたえていた。一方、オズボーンの妻
ケイティ(ティルダ・スウィントン)は、財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)
と不倫中で……。(シネマトゥディより)
<感想>
「Burn After Reading」=「読んだら燃やせ」
ブラッド・ピットが出てる~と予告編を観た時喜び、てっきり爆笑コメディものかと
思ったら・・・・・・、あ~そうか、コーエン兄弟が監督だったのよね。
この豪華メンバーだけみて、ホイホイと映画館に行った人はドツボにはまったかも?
NAOさんもその一人でした。
不倫・離婚、全身整形マニア、出会い系サイトにアル中とまぁ、いろんな
ことがあり、おまけにCIAやロシア大使館まで巻き込む騒動?となるわけです。
しかしまぁ、出てくるキャラがみんな濃い。
でも、みなさん役に合ってるから、「これひょっとして素なのでは?」なんて
思ってしまうぐらい、ハマってましたよ。
とくに、出会い系サイトにはまりまくってクルーニーと筋肉バカの
ブラッド・ピットは必見。 ほんまオバカキャラ炸裂です。
内容は、ギャグなんでしょうが、ブラックギャグがほとんど・・・・。
笑うに笑えないギャグばかりで、わたしゃ引いていくばかりでした。
「わかる人にはわかる。わかんない人にはわかんない」でNAOさんは後者のほう。
特に、あの電動イスは、ドン引きです。
あと、登場人物のどれもが共感できん。
特に、美容整形マニアのリンダには、一番腹たってしょうがなかった。
観終わってみると、一番騒ぎまくっていたあんたが得したんちゃう?ですもん。
後味悪いったらありゃしない。
エンドロールで、CIAを皮肉った歌が流れて、「なんだ、CIAを批判ぽく
描きたかったのね」というのが、ここでやっと理解できました。
なんとなく言いたいことはわかるのですが、コーエン兄弟の作品は
どれもこれもいまいちピンとこないNAOさんにとっては、今回も
「だからなに?」程度で終わってしまった作品。
コーエン兄弟作品が好きな方は、これ絶対オススメですが
私のようにコーエン作品が合わない方は、ダメかも?
ですが、ブラピの強烈なオバカぶりは必見。あと、衝撃のクローゼットシーンも。
しかし、内容が薄かったなぁ・・・・。
点数:5点(10点満点)