<12月の鑑賞予定映画>
~誰も知らないナルニアへ~
2010年 アメリカ映画 (11.2.25公開)
配給:20世紀フォックス映画 上映時間:113分
監督:マイケル・アプテッド
原作:C・S・ルイス
出演:ジョージ・ヘンリー・・・・・・・・・・・・・ルーシー (ぺペンシー兄妹の末っ子 “頼もしの君”)
スキャンダー・ケインズ・・・・・・・・エドマンド (ペペンシー兄妹の次男 “正義王”)
ウィル・ポールター・・・・・・・・・・・・ユースチス(ペペンシー兄妹のいとこ。 ルーシー達と仲が悪い)
ベン・バーンズ・・・・・・・・・・・・・・・カスピアン王子 (ナルニア王)
リーアム・ニーソン・・・・・・・・・・・・アスラン (ナルニア世界の創造主)
ティルダ・スウィントン・・・・・・・・・・白い魔女 (エドマンドの意識の中に現れ彼を惑わす)
<見どころ>
C・S・ルイスの児童文学を映画化した、『ナルニア国物語』シリーズの第3章。
親せきの家に預けられたペべンシー兄妹が帆船の絵の中に吸い込まれ、再びナルニア国へと冒険に出る。
マイケル・アプテッドが監督を務め、前作に登場したカスピアン王子役のベン・バーンズが続投。
魔法使いやクリーチャーたちと遭遇しながら、運命に立ち向かう兄妹の成長劇が見もの。
<あらすじ>
ペべンシー兄妹は大嫌いな従兄のユースチスの家に預けられるが、壁に掛かった帆船ドーン・トレダー号の
絵の中に吸い込まれ、再びナルニアの国へ。兄妹は、親友のカスピアン王子(ベン・バーンズ)と
ネズミ戦士のリープチープと再会を果たし、ナルニアの東の果てへと再び冒険の旅に出ることになるが、
行く手にはさまざまな困難が待ち受けていた。
<感想>
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」 感想記事
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」 感想記事
あれ?ディズニー映画だったのに、今回は20世紀フォックスに変わっている・・・。
ピーターとスーザンナルニアを卒業?したので、今回はルーシーとエドモンドと
従兄弟のユースチスの3人がナルニア国へ行きます。
なんだかんだで1章から見ているNAOさん。こうしてみると、大きくなったな~4兄妹。
前にも書いていますが、ペペンシー兄妹たちの雰囲気がいまいち地味なので
どうしてもカスピアン王子のほうに、ついつい目が行ってしまいます。
こちらも、すっかり王子らしくなりました。ていうか、男前~。
今回、従兄弟のユースチスが新キャラとして登場しますが。。。なんか「ハイジ」のペーターみたい。
でこれまた日本人受けしなさそうな顔。申し訳ないが、かわいくない。
吹き替えで鑑賞しましたが、ボイス担当朴璐美さんだったのね!
かわいくないんだけど、このユースチスが本作のカギとなるキャラ。
というか、なんだかこの作品はユースチスの成長物語という風にも見えますね。
ケチばかりつけ憎まれ口ばかり言っていたユースチスが、ナルニアでの冒険によって
友達のありがたさを学ぶんだよね。で、その相手がねずみのリーピチープと言うところもミソ。
このリーピチープが、実にいい演技をします。ねずみに賞があげられるんだったらあげたいぐらい。
特に最後のシーンは、涙誘っちゃいますね。。。
さて、作品全体は、うーんかなり大雑把なつくりのように感じました。
ていうか、話の軸はどこやねん?って感じ。
最初は7卿を呼び戻しに言くって流れが、いつの間にか剣集めに変わってるし。。。
過去の2作は、話の軸あったんですけどね。。
だからナルニア国の話としてみるより、ユースチスの成長記として観た方がしっくりくると思います。
それから3Dで観ましたが、映像が充分キレイなんだから、なんでもかんでも3Dにするの
そろそろ止めません?3Dだからと言って、じゃあすごいのか?というと、別段特にですし。
2Dで充分観られます、いい加減安易な3Dは辞めてもらいたいですね。
児童文学の映画なので、子供が見るには充分スリルがあると思いますが、大人が見たら
ちょっと物足りないかも? 子供にはオススメの映画です。
でも、これ次もあるのかしら?次はユースチスが主人公になるんだけどこの花のない顔↑(失礼)
では、興行的にどうなの?って思うの私だけ?ただでさえ地味な展開なのに・・・・。
点数:7点 (10点満点)