<4月の鑑賞予定映画>
先日、体調も戻ってきたので、やっとこさ国立新美術館で開催されている
「安藤忠雄展」へ観に行ってきました。
国立新美術館開館10周年の記念展覧会の一つ。
10周年記念展覧会は、
現代アートは「草間彌生」 絵画は「ミュシャ」 彫刻は「ジャコメッティ」
アニメーション映像は「新海誠」 で、建築は「安藤忠雄」
こんな感じになっています。
草間弥生さん以外の展覧会は、私全部鑑賞してるなぁ・・・。
記念展覧会というだけあって、ものすごい規模の展覧会で驚きましたわ。
安藤忠雄氏の過去の実績が事細かいに紹介され
施工主のインタビューやスケッチ画もあり、見応えありすぎなほど。
また、現在携わっている国内外のプロジェクトの詳細や模型なども数多く展示。
施工した個人住宅の展示説明も数多くありましたが、どのお宅も素敵。
とりわけ印象に残るのは、やはり有名な「城戸崎邸」ですね。
こういう家に住みたいな、っていうのが形に現れていた邸宅で
模型や写真は、思わずガン見してしまいました。
あと、圧倒されたのは原寸大に再現された「光の教会」。
展覧会の為に、建物を建ててしまう辺りに安藤氏のこの展覧会に対する意気込みを感じます。
外側の圧倒されます。
見ていて感じたのは、自然を取り込んでデザインを完成させるということ。
光の教会も、光が差すことによってデザインが完成される計算でした。
建築物は建てたらおしまいではなく、そこからはじまり産み育て成長していく。
たぶんこんな感じだったかな^^;このようなことを氏は展覧会で述べてらっしゃいました。
作品を見ても、自然を取り入れ環境にマッチしたものが確かに多かったです。
とにかく見応えありすぎて、全部観終るのにけっこう時間かかりました。
安藤氏の建築人生の「挑戦」。
建築に詳しくなくても、見応え十分の素晴らしい展覧会でした。
ただ、黒川紀章さんの代表建築のこの美術館に安藤忠雄展ねぇ・・・
っていうのが、少し不思議で笑えました(笑)
会期は12月18日まで!気になる方はお早めに!!
国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦―
会場:国立新美術館 企画展示室1E+野外展示場
会期:9月27日(水)~12月18日(月)
休館:毎週火曜日
時間:10:00~18:00(金曜日・土曜日は20:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
入場料:一般1,500円、大学生1,200円、高校生800円