くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

ガーフ満喫 with アイランドサファリロイヤル 2018(1) アッドゥへ

2018-05-08 21:50:46 |  ダイビング
2年ぶりに、アイランドサファリロイヤルで、赤道超え。
2012年から、去年以外は、なんらかガーフがらみのコースに参加してきて、早、6回目のチャレンジ。
乗船するたびに、カジキ、ニタリ、イタチ、ジンベイと、ビッグネームが並ぶものの、くっきりすっきり見えたわけでもなかったり、毎回なんらか思い残すところがあり、リベンジの繰り返し。
もうおなかいっぱい、ってのは、ナイトジンベイくらいだ。
今年こそは、もう赤道はしばらくいいや、って思えるほど当たってほしい。

ことしは、南半球のアッドゥに飛んでから、ガーフまで北上するパターン。
ワールドツアープランナーズがつけているコース名は、「ガーフ満喫」だけれど、赤道のむこう、アッドゥから、赤道直下のフォームラ、そして、われらが北半球のガーフの3環礁で潜るのだ。
イメージは、アッドゥは美しいマンタ、オオギチョウチョウウオの群れ、マンタと癒し。
フォームラは、イタチにニタリ、ギャンブルダイブ。
ガーフは、カジキにナイトジンベイがお約束(と信じている)。
青写真通りに行けば、なんてゴージャス!

さて、フライトは、今回も、あえてSQにした。
スリランカンなら、土曜の昼前出発で、スムーズに乗り継げるのに、SQは金曜夜に出なければならない。
それでもなお、スリランカンに乗りたくないがために、往復とも、マレでアホみたいに時間をつぶさなくてはならない。


3/2 SQ635 羽田2250 シンガポール0525+1
非常口の通路側をGETした。
窓側の席にやって来た白人女子が、「ハ~イ!」と明るい。きっとオージー。
しばらくして、真ん中の席に、おデブな男子が来た。
会話がないが、ふたりはカップルということが判明。

キャプテンの「Cabin crew, please be seated」で、前のジャンプシートに若いクルー男子が座った。
灯りも暗くなったし、さあ寝るぞー!と思ったら…
クルー男子が、「あなたはどちらから?」と、隣のおデブちゃんに話しかけた。
おデブちゃんが「めるぼるん!」
BINGO!やっぱりオージー。
ここで終わってくれればよかったんだけど、「JAPANはどうでしたか?」
すると、おデブちゃん、堰を切ったように、「もうAMAZING!もー、Japanの全部にlove!電車もすばらしい。白馬に行ったよ。雪もすげー。京都も行ったよ!もー、もー、日本、サイコー!2週間いた!また来たい!」とニッポンらぶ。を熱くクルーに語る、語る。
親日はいいけど、うっせー!!!
目をぎゅーっとつぶっていたけれど、二人とも話し好きすぎて、終わらぬ会話。
ベルト着用サインが消えて、クルーが持ち場に戻るまで、しゃべる、しゃべる。

私は例によって、ベジタリアンミールをオーダーしていたので、さっさとミールも出てきた

オイシクナイ。

銀魂見て(エバーでもみてたな…)、タイガー飲んで、シンガポールスリング(SQに乗ったら、お酒が飲める人は、飲んだ方がいい)飲んでたら、眠らぬうちに2回目のミール。

おいしくなさすぎて、ほとんど残してしまった。
結果、寝不足で、のちのち体調不良になった。

フライトは、マレゆきの出るターミナル2に着けばよいものを3に着いてくれた。
戌年オブジェ。



チャンギ国際空港 ターミナル2 SATSラウンジ
ターミナル2に移動して、プライオリティパスでラウンジに入る。
少しでも仮眠するんだ。
プライオリティパスで、アンバサダーと、SATS、TGMの3箇所利用できるが、SATSにした。
3時間制ですと。

まずはバスタオル借りて、シャワー。
これでスッキリ目が覚め、続く不眠。
機内食があまり食べられなかったので、腹ごしらえ。
すべてセルフサービス。


ラクサも!


ひとつとって、


自分でゆがいて、


辛そうなスープと


薬味入れて、


ハイ!できあがり。


おいしそ~♪


が、いまいちだった。
でも、温かい朝食がいただけるのはありがたい。

その反面…


だって、そこにいっぱいあるんだもん。


健康のため、トマジューも。


ビジネスクラスラウンジと棲み分けの、SQのスターゴールドむけラウンジより、むしろいいと思う。
3時間たったので、SATSラウンジを出て、別便で来た友だちと合流。

ターミナル2の戌年オブジェ。





3/3 MI482 シンガポール1005 マレ1140
シンガポールからマレゆき昼便は、いつのまにかシルクエアー運航に変わってしまった。
4時間半もかかるのに、しょぼくてイヤだなぁ。

機内食。

これまたおいしくない。

デザートのアイス。


昼便のお楽しみは、モルディブ上空からの環礁鑑賞。
が、着陸が近づくにつれて、雲がもくもく。
やっと下界が見えてきたら、えーーー?って色。


モルディブっぽくねぇーーー。







乾季とは思えぬ色合いのマレに到着。
イミグレーションの仕事は、ずいぶんと早くなったが、荷物が出てくるのは、相変わらずのろい。
税関もなんのおとがめもなく、外に出て、さて、これからスリランカンで皆さまが着くまで約12時間。
マレは確か、非常事態宣言が出たっきりで、行かないほうがいいみたいだし、空港ホテル(フルレアイランドホテル)はデーユースでもUS260ドルとか、価値に見合わぬ高値だし、フルマーレは乗り気でないしで、空港ホテルのプールサイドで休むことにした。
空港には、ちゃんとストレージルームができていて、1個6ドルだったかで預ける。
身軽になったらシャトルバスでホテルに着いて、目指すはプールサイド。

空港ホテル、知ってはいたけれど、すべてが高いうえに、グラスも食器も汚くて最悪。
しかも、サービスの遅いこと。
おまけにチャイニーズの団体が、プールサイドではしゃぎすぎで、リゾートめいた雰囲気なっしんぐ。
彼らはビールを何本もあけてプールに飛び込むは、走り回るは、マナー悪すぎ。
でもこのひとたちのおかげで、このホテルは、いやモルディブ全体がバブってんだ。
大陸の人びとよ、秋葉原と新宿西口に、百歩譲って銀座にどんだけお金落としてくれてもいいから、海には来ないで!

中国人団体はうるさいし、ドリンク高いしで、ロビーに移動して、各々、楽そうなソファを見つけて腰かけた。
寝落ちしたら(いえ、目を閉じていただけ!?)、レセプションの女性が来て、「ここは寝るところじゃありません!」と怒られた。
いつのまにか、友だちは消えていた。

悔しいので、しばらく目を開けていたが、やっぱり自然に閉じてしまう。
こんど来ることがあれば、瞼に目玉描いてこないとダメだな。
後から聞いたら、友だちは、私よりかなり前に怒られて、プールサイドに戻ったそうだ。
ゆるいモルディブのわりには、狭量だな。
空港戻って、カフェ→世界一高いバーガーキングの順に時間つぶし。
やがて日が暮れ、スリランカン到着に合わせて、国内線ターミナルへ移動。


3/3 Q2 112 マレ2325 ガン0100
国内線ターミナルで待っていると、行先の空港は違うが、カオリータ船に乗る人、ロイヤルに乗る人、知る顔がちらほら。

今回は、アッドゥ環礁のガン空港へ飛ぶ。
荷物は28キロあったが、ドキドキタイムのチェックインもおとがめなし。

真夜中のフライト、クルーは女性。
ユニフォームのベルトのバックルがイルカだったりする。
フライトが到着したのは、日本時間の午前5時すぎ。



桃の節句を忘れるともなく忘れ、もう3月4日。
東京からここまで、30時間かかったのだ。

ドーニで10分くらい走って、ロイヤルに乗り込み、ウェルカムドリンクだけで、就寝。