くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダン2013 9月13日(金)

2013-10-03 23:26:57 |  ダイビング
13にちの金ようび~、の朝は、エアロスミスのI Don't Want To Miss a Thing。
サバ・パークスの小屋が、ガンガン流していた。

1st dive Turtle Patch
リーフから離れて泳いでいたら、コバンザメにまとわりつかれて、うざいっ!


コバンザメはしつこいし、ただただ青いだけの外洋。
単調なので、Jettyからの続きでエアロスミスが頭の中をぐるぐる。
そして、スティーブン・タイラーの大きな口がひたすら浮かぶ。
どうせ大きな口なら、ジンベイでも来ないかな…。
コバンザメがひっつくべき…
外洋にいても、どうやらなんの勝算もなさそうなので、カベに戻ってすマクロワールド。
シパダンでは少数派なハナゴンベ。


またまた普通種を撮りまくる。




ふだんはスルーするような子たちも撮る。




何もいなかった(実際にはサカナは幾千万といるのだけれど…)けれど、枝サンゴの上に浮いているだけで幸せ。



母船に戻ったら朝食。
ミーゴレンはとてもおいしい。
でも、ポテトの揚がり具合が、やはり違うね、という話になった。
案の定、ファンキーコックはおらず、アシスタントコックだけになっている。
メインコックのファンキーさとは180度ちがって、アシスタントコックは笑顔なく常にむっつり。
あと1日、休みを後にしてほしかったなぁ…。

2nd dive South POint
トムはニモキャップ着用。


ロブスターぞわぞわ。


サウスにはさまざまなイソギンチャクとクマノミ。


バラクーダポイントなみに、ホワイトチップの休憩地点。
このバラスがサウスっぽい。


そしてこのさまざまなサンゴのパッチもサウスっぽい。


浅い方にあるサンゴの展開もサウスっぽい。


リーフエッジの感じも、う~ん、サウス。
ひたすらカベでないところがサウスのいいところ。




そして、リーフがハードコーラルに覆われたらスタッグホーンクレストのはじまり。

鹿ツノ型なスタッグホーン・コーラルは、もっと浅瀬。

タカサゴさんが、延々と行進。





3rd dive Drop Off
エントリーして、潜降前に島ウォッチ。


浅瀬にたくさん見るべきものがあるけれど…


みんなさっさと潜ってゆくので、慌てて降りる。
透明度がよくて、地形全景が見渡せて爽快。










きょうの若者はモンガラカワハギ。




みんなは行ってしまったが、オドリハゼに会いに、タートルトム側に寄らずにはいられない。
でもオドリハゼはお留守。
かわりに、今回はこやつが鎮座ましましている。


寄り道のあと、遠くに見えるみんなのエアを追いながらBP方面に進む。
ムレハタタテダイ、カスミチョウチョウウオといったいつもの面々のカーテンも、透明度がよいからとてもきれい。
でも、コンデジじゃ、その美しさは伝えられない…。


カベには腔腸類の管びっしりで、これを見るに、ナイトで潜れない今を悔やむ。




そして、ギンガメのところへ。





きょうもベタなぎ。



ランチをはさんで4本めへ。

4th diving Barracuda Point
グレーリーフシャークが…


きょうはリーフに大接近。


ツムブリを引っ提げて。


ハタタテダイも相変わらず近い。


でも、またまた変わったことは何もなく…。


ドロップオフ側に流れ始めると、浅瀬にはナンヨウハギがいっぱい。


水面はもう鏡。
あおって取ると、不思議写真になる。


コーラルには擬態してる奴あり。




のんびり浅瀬を楽しんでいると、前方から巨大な黒い玉がこちらにむかってくる。
玉はみるみる近くなり、ギンガメだ。
いつもとは違う、ただごとならぬ必死の形相でせまってくる。
後からはロウニンアジが激走…。
逃げろー!ギンガメ! 追えー!ロウニン! どちらも応援。
ギンガメはわたしたちの周りを縦横無尽にめまぐるしく駆け巡る。
今まで、これだけギンガメにまかれたことはないほどすごかった。
ご本人様がたは生死にかかわる大変なときなのだが、ダイバーにとっては至福のとき。
SDの容量がなくなったので、肉眼だけで四方八方からのギンガメシャワーを楽しんだ。



きょうもまた平凡だったけれど、きょうもありがとう、シパダン。


ああ、とうとうこれでシパダンもあした1日でおしまい。


K'aandaman Spa in Mabul
あした船はセンポルナに戻るので、マブール停泊はきょうがラスト。
なので、きょうはKKで愛用しているカンダマン・スパのマブール店(?)へ。


去年はウォークインでは入れなかったので、今年はちゃんとKKオフィスを通じて予約をしてある。
弱い夕日を浴びるC/Eを見ながら、マブールへ。


レセプション。


まず、「お支払は現金でお願いします。」と言われ衝撃。
仮にもリゾート。
KKのカンダマンでは何も考えずにクレジットカードで支払っているので、現金払いを想定しておらず、そんなに両替してない。
「じゃあ、残念ですがキャンセルということで…」
となったら、まあ待てというこで、どこぞやに電話をかけてクレジットOKに。
ただし、パスポート呈示が条件。
パスポートはC/Eにあるけど、番号ならわかると言ったらそれでよいとのこと。
KKに着いた日のスパといい、サバでは現金主義の方がよいのかも。

さて、きょうはボディスクラブ目当てでやって来た。
ボディスクラブは30分。
マッサージはどれも1時間。
ボートの迎えの都合上、1時間半はまずい。
「マッサージ30分とスクラブ30分ってのはできないもんでしょーかね?」
言ってみるもんだ。
あっさり組み合わせてくれた。
表メニューには書いてないが、裏メニューにはしっかり料金体系が出来上がっていて、明朗会計。

スパの内部は、やはり素敵。
何よりも自然の風と海、まあ、マックダイブのマブールのにごにごの海だけれど、このスパの空間は、本当に好きだ。

フットマッサージの間。




こんな穏やかな海を見ながらの施術。


ボディの間。


ココナッツスクラブはブツがないということで、キナバルスクラブ30分。
そして、カダザン式マッサージ30分。
やはり、カダザン式マッサージは強くてよろしいわ。

そして、スーベニアショップでクレジットカード精算。
マグナムはないけれど、ネスレで妥協して、前菜としてアイスクリームを食べて、ディナーの待つ母船に戻る。
きょうはキャンベルのマッシュルームスープ。
アシスタントコックはお手製スープは作らないようだ。
こうしてあっという間にC/E上でのラストナイトは更けていった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。