芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

鳩山首相と弟、邦夫の政治資金

2010年01月04日 | Weblog
鳩山首相が、政治献金と認められず、贈与税を6億だか9億円をポンと払ったと新聞に出ていた。この金額をいっぺんで払えるというのは、私には想像できない桁違いの大金持ちだ。インドではなく、日本にもこういう金持ちがいるということを初めて知った。母親がブリジストン・タイヤの創業者の遺産を継いでいるらしいから、その時点でも相当の相続税を払ったであろう。それでもまだまだ大金があるということだ。民主党を立ち上げた時に、現鳩山首相がやはり、ポンとその政治資金を出したという。民主党そのものが、鳩山首相の個人のお金で立ち上げられたようなものである。公共事業に税金をつぎ込んでその裏金を選挙資金にするのとは違うのだから、これまでの政治がそういう裏金造りで成り立って来たのとはわけが違うのに、説明不足だと、騒ぎ立てること事態おかしいと思っている。そういう金持ちのお金について、税金をチョロまかして、政治資金を稼いで来た前政権がとやかく言うのは、筋違いであろう。鳩山首相をそのことで攻撃するため、同じく大金を母親からもらっていた、自民党にいる弟の鳩山邦夫を党の役員から外したという。自分の家のお金をどう使おうが、その家の人たちの勝手であろうに。
むしろ問題なのは、政治に金がやたらとかかることであり、そういうタカリの構造をなくすことが重要である。選挙資金が選挙民の懐に流れるような選挙を、やめる方策を作れば、鳩山家も無駄な出費を強いられずに済むであろう。