芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

庭の梅の芽がふくらんで

2010年01月10日 | Weblog
12月に仙台から帰った時、途中の16時頃には、暗くなり、17時にトヨマに着く頃には真っ暗であったが、この1月8日には、17:00でもまだ暗くなりきっていない。大分日が長くなって来た上に、この数日は日差しに春を感じさせる。ただ、風は相変わらず冷たい。
寒さが身にしみるようになったため、季節の変化に敏感になり、春の訪れを待望するようになっている。以前は、あまり、気にもしなかった木の芽に注目したりするようになった。
梅の芽が赤みを帯びている。先日、佐藤元大工さんが「春の味をどうぞ」と言ってバッケを持って来てくれた。バッケは、この辺で言う蕗の薹のことだ。かつてスキーに行っていた頃によく雪の下から出ているのを採って食べた。お汁などに入れて食べると春の到来を感じさせる香りがなかなか良い。
今年は、新しい政権の下で、日本も一陽来復と行くと良いのだが。
職と住を失った人達が、東京都では、与えられた宿で年は越せたが、職をなかなか得られていないようだ。それでも、職と住を同じところで相談して、東京都という役所が提供するところまで行ったのは、湯浅誠くんが民主党政権の国家戦略局に参加して主張したからであろう。職、住と生活保護の3カ所をたらい回しされていたのが、2カ所にまで減ったのだ。湯浅誠くんは一カ所にまとめたかったようだが、そこまでは行政の壁が厚すぎたのだ。しかし、その他の殆どの地方自治体では、相談にのるどころか、断ってさえいるという。地方自治を望んでも地方自治体には、その能力自体がないことはこの一事を見ても明らかだ。地方自治体の首長、議員、職員はいまだに給料が上がることを望んでいると河北新報が報じているのは、彼らが現実離れした考えで行政をしているからだ。