母と同じ介護用品を買う

今日、仙台に行って来た。今年初めて、長谷川俊雄くんと逢い、彼の車で彼の家に送り迎えされた。
その前に、アーケード街を歩き、いくつかある薬局で、セルニルトンという薬があるかどうか探したが、やっと見付けた、ある、という店で、処方箋がないと買えないと言われ，買うのを諦めた。この薬は、仙台で弁護士をしている石神均くんに勧められたのだが、発がん性を抑止するかどうかは分からないとも言われた。
身体を冷やしたのがいけないようだから、腹巻きを買った。腹巻きは子供のとき以来ではないかと思う。ダイエーの、介護用品売り場で売っていた。
ついに私も、介護用品を自分で用いるようになってしまったかと、内心忸怩たるものがある。私も母を通り越してお先に行ってしまうのではないかと不安になるのも、最近、逆縁の葬式に多く参加するようになったこともあるが、インドでの風邪がもとで、身体が弱り、心も弱ったことにもよるようだ。
長谷川俊雄くんの家で昼食をご馳走になり、登米に帰るバス停まで送ってもらって、夕方、帰宅した。ヴィーナスの湯から入浴ご招待券の年賀状が届いていたが、来週一杯仙台への引っ越し準備と、同級生とのお別れ会などで、忙しいので、この券は、一昨日、古川に連れて行ってくれた温泉愛好家のよしこちゃんに上げることになるであろう。かの女のお陰で今日の長谷川俊雄くんへのお土産を買えたのである。古川の一心堂というのは、モンド・セレクションの店なのだそうだ。古川では、かねてから行きたかった緒絶の橋を訪ね、写真を撮って来た。