IAEA に提出する原発事故の報告書が出来たというが、細野議員が頑張って、何とか原子力安全保安院の経産省からの独立性を確保することを明記しているという。経産省は、経済性と効率を常に追求してきているから、安全はなおざりにされてきたことは明らかであるのに、その責任を取ると言う表明をまるで聞かない。
ここにきて、原発放射能汚染の被害に対する保証が、福島と一部放射能値の高い地域の産物に限ろうとする意図が見えてきた。
原発事故があたかも福島だけの問題にすり替えられつつある。
この三基の底抜けの炉心溶融による高濃度放射能汚染は、福島だけではなく、日本全体に及んでいることは明らかで、特に、太平洋岸の魚介類はもう食べられないであろう。その放射能測定をさっぱりしないで、海が汚れていないように見せかけ、三陸を漁業で復興させるというが、放射能汚染した海で捕れる魚介類などもう食べられないのに、漁師が海に出かけるまで判らない状況を作っている。中国の大腸菌入りの野菜のほうが安全な食物になってしまったのも皮肉なことである。
東電に、当てにならない発表をさせ、それに基づいた原子力安全保安院の説明と、枝野官房長官の人体に影響ないという極力被害を小さく見せ続けてきた日本国民に対する虚偽と隠蔽が、IAEAには、隠しきれずに公開したのだ。全く国民を馬鹿にしきった産官政治である。これまでの経産相は皆、経産省原発族の巨大な利権に屈服させられて、その言いなりである。
これまで注入してきた大量の冷却水が、どこに行ったのか判らないなどと、言って、この高濃度放射能汚染水の海への垂れ流しを来年まで続けるのだから、海は汚れきって当分、元に戻らないであろう。強権を発動して、直ぐにその垂れ流しを止める方法をとれないことにいらだちさえ覚える。
ここにきて、原発放射能汚染の被害に対する保証が、福島と一部放射能値の高い地域の産物に限ろうとする意図が見えてきた。
原発事故があたかも福島だけの問題にすり替えられつつある。
この三基の底抜けの炉心溶融による高濃度放射能汚染は、福島だけではなく、日本全体に及んでいることは明らかで、特に、太平洋岸の魚介類はもう食べられないであろう。その放射能測定をさっぱりしないで、海が汚れていないように見せかけ、三陸を漁業で復興させるというが、放射能汚染した海で捕れる魚介類などもう食べられないのに、漁師が海に出かけるまで判らない状況を作っている。中国の大腸菌入りの野菜のほうが安全な食物になってしまったのも皮肉なことである。
東電に、当てにならない発表をさせ、それに基づいた原子力安全保安院の説明と、枝野官房長官の人体に影響ないという極力被害を小さく見せ続けてきた日本国民に対する虚偽と隠蔽が、IAEAには、隠しきれずに公開したのだ。全く国民を馬鹿にしきった産官政治である。これまでの経産相は皆、経産省原発族の巨大な利権に屈服させられて、その言いなりである。
これまで注入してきた大量の冷却水が、どこに行ったのか判らないなどと、言って、この高濃度放射能汚染水の海への垂れ流しを来年まで続けるのだから、海は汚れきって当分、元に戻らないであろう。強権を発動して、直ぐにその垂れ流しを止める方法をとれないことにいらだちさえ覚える。