芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

モンサント社の遺伝子組み換え大豆

2014年02月23日 | Weblog

インドでも米国のモンサント社の種と肥料を売りつけられているらしく、以前にも書いたように、その種と肥料が土地に合わず、1割の増収を期待した農家が、借金返済できなくなって破産しているという記事が大分前あった。

最近、トウモロコシを買ったが、形が良すぎるので、インド在来種ではないのではないかと思われる。

12億のインド人の食糧をまかなうには、農家は、少しでも多く生産して売りたいから、遺伝子組み換えでも、そのたねをかっているのではあるまいか。

米国では、トウモロコシや大豆は、遺伝子組み換えの表示をする必要ないという。区別するのは、営業妨害になると、モンサント社が訴えて、役所がそれを認めたためだ。そんな大豆が、遺伝子組み換えかわからないまま、政界中にまかり通っている。日本も九割が輸入大豆だ。

技術的なことを言えば、日本は航空機を生産できる技術があり、戦後一時期、航空機生産を禁止されたが、それが許された今日も元連合国の戦闘機を買わされ続けているのは、防衛庁の先方との癒着もあるであろうが、国産することに対する妨害もあるであろう。