芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

ガネーシュ・チャトゥルティーという祭り

2014年09月03日 | Weblog

先週の金曜日がガネーシュ・チャトゥルティーという祭りで、象頭人身の神を作って町ごとに祀っていた。その祭りがまだ続いているのか、あちこちの神社から、お祈りの歌や鐘の音が聞えてくる。ガネーシュは、シヴァ神の息子であり、他に韋駄天という息子もいる。シヴァ神は家族関係で色々な神になっているが、ヴィシュヌ神は、化身で神になっている。ヒンドゥー教に吸収された仏教は、ヴィシュヌ神の化身という形なっている。しかし、ブバネーシュワルのヴィシュヌ神の化身を祀る大きな神社では、仏教徒といっても神社内に入れてくれない。仏教をヒンドゥー教から峻別している。

その点、シヴァ系の神社は、おおらかで、誰でも入れてくれる。モディ首相のようなヒンドゥー至上主義の一派は、おそらく、ヴィシュヌ信仰に重点を置いていると思われる。

写真は、サダルバーザールの道路に建てられたガネーシュ像だ。