このマルペ海岸は白砂で青い海がきれいだ。デリーから来ている観光客もいるが、ほとんどが地元カルナータカ州内から自家用車で来ている人たちだ。海岸にごみを捨てている人たちもいるが、北インドに比べると、清潔である。マンガロールはヒンドゥー、ムスリム、キリスト教徒が3割ずつの人口で、ここでは、それぞれが均衡しているので、北インドのように、ヒンドゥー教徒を煽って、ムスリムを殺したりすることもないようだ。ここでは、北インドのように愛国主義を選挙に利用するのは難しいかもしれない。牛肉を食べたからと殺されることもないだろうし、そもそもが魚を食べる人たちが多い。菜食主義者が肉食の人たちを攻撃する根拠が薄弱だ。